ロペスとスーツは合うのか

コーディネート

こんにちは。

服、靴、時計、何を買うにしても、汎用性の高さ(=他のアイテムとの合わせやすさ)は多くの人にとって重要な要素になると思います。

特に、服と比べて靴は沢山数を持つのが難しいため、出来るだけ汎用性が高い方が良いですよね。

カジュアルな格好にも、ドレスな格好にも合う靴は存在しますが、それがローファーとなると数は少なくなります。

ローファーの中でも珍しく、カジュアルとドレス両方合わせやすいと言われるのが、ジョンロブのロペスです。

その汎用性の高さに魅力を感じ、またジョンロブというブランド名に惑わされるミーハーな性格から、これまで3種類のロペスを揃えてきました。

実際に色々な服装に合わせてみて、確かに汎用性が高いと感じますが、スーツに合うかと言えば、イマイチ合わないと考えるようになりました。

果たしてロペスはスーツに合うのか、実際のコーディネート画像と共に検証を進めていきます。

スーツに合うか

ロペスがスーツに合わせられると言っても、ウールのつるっとしたドレッシーな生地のスーツには合わず、あくまでカジュアル寄り(コットン、リネン、ツイード、ウールギャバ、等)の生地のスーツがメインになると思います。

試しにミディアムグレーのドレッシーな生地のウールのスーツに、バーガンディのロペスを合わせてみましたが、相性はイマイチだと思います。

DORSOスーツ×ロペス

紐靴の方が断然合うと思います。

今度はオリーブグリーンのフレスコのスーツに合わせてみます。

先ほどのグレースーツよりはマシですが、やはり紐靴の方が格好良いと私は思います。

ちなみに同じスーツにシングルモンクストラップの靴を合わせてみると、ロペスよりは合うと思います。

この靴も同じバーガンディ(コードバン)

同じオリーブグリーンのスーツでネクタイを外してみると、ネクタイ有りの時よりはマシにみえます。タイドアップとロペスの相性が良くないのでしょうか。

ただコーディネートとして何だか地味すぎますね。

続いてオフホワイトのリネンの上下、ネイビーのリネンシャツにブラウンスエードのロペスを合わせてみました。

こちらは悪くないと思います。

ここまでの画像検証から言えることは、

ロペスは、タイドアップしたスーツスタイルには合わない。

ノータイのセットアップは、カジュアル寄りの素材なら相性が良い。

と考えます。

ジャケパンには合うか

続いて、ジャケパンスタイルに移ります。

白系のウールリネンのジャケット、ブルーデニムにバーガンディのロペス。

相性は良いと思います。

デニムなので、ロペスよりさらにカジュアルな、JMウエストンのローファー等でも合うと思いますが、ロペスの上品な印象が、白系の上品なジャケットとマッチしていると思います。

同じジャケットに、ブラウンのラコステポロ、ブラウンリネンのパンツ、ライトブラウンのシボ革のロペスを合わせてみます。

こちらも、他のローファーでも成立すると思いますが、やはりロペスの上品さのおかげで、カジュアルさが出すぎずにジャケットとのバランスが取れているなと私は思います。

続いて、ジャケパンのタイドアップスタイルです。

ウールリネンのベージュジャケット、白リネンシャツ、グリーンのニットタイ、ミディアムグレーのフレスコのパンツ、ダークブラウンスエードのロペス。

この格好に、ロペスは合っていると思いますか?

私の感覚では、合っていないように思います。頭から足首までは夏のドレススタイルという感じで上品なのに、足元だけ丸っこくカジュアルで、抜けたような印象に見えます。

横からはそれなりにシュっとして見えますが、正面からの角度だと、靴がかなり丸く見えます。

横からはOK
正面から見ると微妙?

スエードだからなおさらカジュアル感が出ているのもありますが、仮に表革だったとしても、形が丸いのは変わらないので印象に大きな差はないと思います。

なので、タイドアップしたジャケパンスタイルには、紐靴か、ローファーでももう少しつま先がシュッとした靴の方が相性が良いと思います。

この章での結論は、

ジャケパンにロペスは合うが、タイドアップには向かない。

となります。

私がコーディネート下手なだけ?

以上は、あくまで私がやってきたコーディネートの検証です。

ロペスが合わない、と思ったケースは、ロペスだから変だったのではなく、単に私のコーディネートがダサいというだけかもしれません。

もしくは、変だと思った私の感覚がずれているだけの可能性もあります。

なので、プロのスタイルを見てみます。

BEAMSの西口修平さんは、ドレッシー過ぎない生地のタイドアップスーツにはロペスを合わせられるとどこかの動画でおっしゃっていました。

インスタグラムで、ロペスにスーツを合わせられている画像をお借りしました。(ご本人了承済)

私が評価するような形で恐縮ですが、抜群に格好良いし、ロペスがバッチリはまっています。

ストールの下に隠れていますが、ネクタイもされています。

なぜ西口さんだとタイドアップスーツにロペスを合わせても決まるのに、私ではダメなのでしょう。

西口さんのスーツの生地は、ウールのギャバジン(高密度の綾織り生地、トレンチコートなどに使われる)で、ウールの中ではカジュアル寄りの生地です。

そこは方程式通りです。

ストールを巻かれていたり、カバンもカジュアルなものを持たれていることで、印象がカジュアルに寄るのも、ロペスがハマっている要素の一つかもしれません。

サイズ感も関係しているかもしれません。

私の例では、ジャケットのシルエットがやや大きめです。特にベージュの方は、着丈が現代の標準丈より2-3㎝長めです。

ジャケットの裾は親指の付け根くらい。現代寄りのクラシックなサイズ?
ジャケットの裾は親指の先まである。やや古いサイズ感?

そのせいで、印象がやや昔っぽいというか、堅い感じになり、抜け感のあるローファーとの相性が悪くなった、ということかもしれません。

私でも、このリネンスーツのようなシルエットのスーツなら、タイドアップでロペスを合わせてもまとまったかもしれません。

ジャケットの裾は親指の真ん中あたりで止まっています

その場合は、ブラウンスエードではなく、西口さんと同じバーガンディの表革の方が良さそうですね。

まとめ

西口さんのように、サイズ感や小物で全体バランスを完璧に整えられる人を除いて、基本的にはタイドアップスーツにロペスは合わないというのが私の意見です。

ジャケパンか、上下セットアップでもカジュアル寄りの素材に合う靴だと思います。

JMウエストンのローファーなどと比べたら形はシュッとしている方ではありますが、靴全体の中で言えば、丸っこい方に分類される、あくまでカジュアルな靴だと思うからです。

ジョンロブ=最高峰の靴ブランド、というイメージが、本来ならカジュアルである靴に、ドレス感を付加し、スーツに合うというイメージが強化されたのでは、という気がしています。

以上です。

お前は何を言ってるんだ、というご意見がありそうで冷や冷やしていますが、ぜひコメントをお待ちしています。

ありがとうございました。

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