金無垢クロノグラフの魅力

時計

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

私の頭の中には常に欲しいものリストが15個くらいあるのですが、何年もリストの中にくずぶり続けているものがあります。

それが、金無垢のクロノグラフの時計です。

金無垢クロノグラフにはどんな魅力があるのか、具体的にどのブランドのどのモデルが欲しいのか。

実際に買ったわけでもないし、恐らく高すぎて一生手に入れられないと思いますが、夢を語らせてください。

クロノグラフが時計界で一番格好良い!

今回の記事は、全体的に主観的な内容ですが、最初の章は特にひどいのでご注意ください。

腕時計と一口に言っても、薄くて小さいシンプルなドレスウォッチ、ごつくてごちゃごちゃしたクロノグラフ、スマートな角形時計、デザイン性のある楕円や八角形の時計など、種類は様々です。

ブライトリングHPより拝借。

私は、何が一番好きかと聞かれたら、クロノグラフと答えます。

時計が計器になるなんて男のロマン、とかではなくて、文字盤のごちゃごちゃした数字と、ケース横に付くプッシュボタンのバランスが、妙に惹かれます。

とにかく見た目が好きなのです。

クロノグラフは、腕時計の中で一番格好良いと思っています。

私物を紹介させていただくと、ヴィンテージのクロノグラフですが、個人的にドツボのデザインです。

文字盤がカッパー(銅)色に変色しているのも良いし、針が青焼きされていること、目盛りの数字が赤と青で組み合わせてあること、積算計(中に2つある目盛り)が縦に並んでいる、ケースの大きさが小さめ(34ミリ程度)、等々。

こちらは金無垢ではなく、金メッキです。

所々メッキは剥がれています。

金無垢だったら最高でしたが、それを踏まえても、大好きな時計です。

金無垢クロノグラフという無駄

金無垢時計=ドレスウォッチ

クロノグラフ=機能ウォッチ=スポーツやミリタリー用

なので、本来は相容れないもの同士が組み合わさったものが、金無垢のクロノグラフです。

金無垢クロノグラフ。ゼニス大阪ブティックブログより拝借。https://zenith-osaka.com/10293/

クロノグラフ時計のケースに金を使う必要性が全くないし、むしろ、ステンレスより金は強度が落ちるし重くもなるので、デメリットばかりです。

その無駄さが良いのです。

ある人が言っていて納得した言葉があります。

「ラグジュアリーとは、無駄である。」

フェラーリに乗っても、時速300㎞で走ることは恐らく一生ありません。でも、その無駄と言える機能が贅沢なんでしょうか。

金無垢クロノグラフも、まさにラグジュアリーです。

ステンレスのクロノグラフ時計でもものでものすごいオーラを放つ時計がありますが、金無垢となるとまた別の魅力が生まれると思っています。

金無垢クロノグラフは現行か、ヴィンテージか

金無垢クロノグラフの時計を買おうとすると、現行品にするか、ヴィンテージ品にするかの選択があります。

現行品の金無垢クロノグラフとなると、最低でも300万円以上になる場合が多く、富豪の方以外にとっては即選択肢から外れます。

また、現行品の金無垢クロノグラフは、仮に買えたとしても、直径40ミリ以上で厚さもあり、ゴツすぎるものがほとんどで、細腕のジャパニーズが付けても、なかなか似合いません。

ブライトリングHPより拝借。41ミリ。https://www.breitling.com/jp-ja/watches/navitimer/navitimer-b01-chronograph-41-my22/RB01394A1L1P1/

ヴィンテージ品なら、現行品よりサイズは小さいし、デザインは大人しいし、経年変化により味も出ていて、比較的つけやすいと思います。

アンティーウォッチマンさんHPより拝借。https://antiwatchman.com/products/detail.php?product_id=11779

ヴィンテージであれば、比較的有名ブランドの金無垢クロノグラフでも、50万円くらいから見つかりますが、ただでさえ維持費のかかるヴィンテージ時計が、複雑なクロノグラフとなると、オーバーホール代に悩まされることになりそうです。

素材について言うと、ヴィンテージの金無垢時計はポリッシュ(研磨剤を使った磨き)を複数回掛けられていることが多く、ケースがやせてしまっていることも多いです。

ステンレスと違って、金時計はピカピカであることが販売時に求められることが多く、ステンレス以上にポリッシュされてしまう確率が高かったのだと推測されます。

50万円前後の値段で、ケース、中身の機械共に状態の良い金無垢クロノグラフをヴィンテージ市場で探すと、かなり限られてくると思います。

100万円前後に予算を設定すると、比較的見つけやすいかもしれません。

私的理想の金無垢クロノグラフ

前章で現行品は選択肢から外れると言いましたが、もし何でも買えるなら、私はこれが欲しいです。

ブレゲのタイプXX、2025年の最新作です。

ヴィンテージのデザインにかなり近く、マットなケース仕上げ、大きさは約38ミリと現行の感覚では小さめで、派手な印象がありません。

文字盤はシルバーと黒がありますが、どちらも魅力的です。

zswさんインスタより拝借。
zswさんインスタより拝借。

残念ながら、お値段600万円。

一生縁はなさそうです。

ブライトリングの現行品も格好良いと思います。

ナビタイマー、クロノマット、プレミエ、クラシックアヴィ、トップタイム等のシリーズがありますが、私はプレミエかクラシックアヴィが好みです。クラシックアヴィはブレゲのタイプXXに似ていますね。(以下画像全てブライトリング公式HPより拝借。)

ナビタイマー
クロノマット
プレミエ
クラシック アヴィ
トップタイム

ただブライトリングは、いずれも40ミリ以上なので、大きすぎると思います。

値段は300万円くらい。

こちらも無理そうです。

ヴィンテージ市場を見てみます。

金無垢クロノグラフのヴィンテージ、となると、選択肢は多くはありません。

雲上ブランドの金無垢クロノグラフは下手したら1000万円を超えてくるので、選択肢から外します。

そうすると、私なりに探した結果、ブライトリングか、その他マイナーブランドに絞られます。

ブライトリングのカデット(Cadette)という今は無きモデルですと、50万円ほどで都内の質屋にありました。

質屋おお蔵さんHPより拝借。https://ec.wb-ookura.com/products/2300041337997

が、このカデットが例外的に安いだけで、ブライトリングくらいの有名ブランドの金無垢クロノグラフとなると、大体は100万円近くでした。

Chrono24でも、ブランドにこだわらなければ、例えばクロノグラフスイスというブランドだと、金無垢であっても20万円台~で見つかります。

https://www.chrono24.jp/chronographesuissecie/chronographe-suisse-cie-17-rubis-antimagnetic–id34581366.htm?searchHash=41119f81_7NAZCp&pos=59&catalogTestBadge=TCRT_00_false
https://www.chrono24.jp/chronographesuissecie/herrenuhr–id39336831.htm?searchHash=41119f81_nDz7sP&pos=15&catalogTestBadge=TCRT_00_false

大きさも36-38ミリとちょうど良く、デザインも格好良いと思います。

他にもマイナーブランドだけど格好良い金無垢クロノグラフのヴィンテージはまあまあ見つかりました。

たとえ知らないブランドでも、そのブランドのことを良く調べて、魅力を感じて買うのであれば良いと思いますが、

「良く分からないブランドだけど、金無垢クロノグラフの割に安い」という理由で買ってしまうのは危険かもしれません。

仮に2倍の値段だったとしても買う、というくらいでないと、心から気に入っているとは言えないと思うからです。

まとめると、50万円以下で有名ブランドの金無垢クロノグラフを手に入れることは、まず無理そうです。

100万円くらいは最低でも見ておかなければならなそうです。

最後に:ステンレスクロノグラフも格好良い

今回の内容を簡単にまとめます。

金無垢クロノグラフはとにかく格好良い。

私個人としては、ブレゲのタイプXXが夢の時計。

現行品は高すぎるので、ヴィンテージ市場から探す場合は、最低100万円前後。

無名ブランドでも良ければ、20万円台から見つけることもできる。

金無垢クロノグラフが良いと述べてきましたが、ステンレスはステンレスの格好良さがありますね。

ブレゲのタイプXXのこれなんか、最高に格好良く、金無垢よりオーラがあるかもしれません。

zswさんインスタより拝借。

有名なデイトナだって、金無垢よりステンレスの方が格好良い気もします。

素材問わず、クロノグラフは格好良いってことですね。

クロノグラフ沼にハマってしまいそうで怖いです。

以上です。

ありがとうございました。

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