スエードのテーラードジャケットという提案

コーディネート

こんにちは。ミスターリネンと申します。

スエードのテーラードジャケットが大好きです。

その魅力を今回はお伝えしたいと思います。

スエードのテーラードジャケットの良さ

テーラードジャケットは、カッチリしたドレスな印象になります。

ライダースをはじめとする革ジャンは、ワイルド、渋い、男っぽいといった印象になります。

その両方の良いとこどりをしてくれるのが、レザーのテーラードジャケットです。

しかしレザーのテーラードジャケットというと、艶っぽい印象が強く、なかなか街で着こなすにはレベルが高いと私は感じます。

LIUGOOさんの楽天販売ページより拝借https://item.rakuten.co.jp/liugoo/kismjkf-n1179-01/

映画の世界では、ちょい悪風な見た目で、ギャングと繋がっている警察官がブラックのレザーのテーラードジャケットを着ていることが多いですが、現実世界では私は見たことがありません。

「レザーのテーラードジャケットを着たい、けど艶っぽすぎる印象にはなりたくない。」

そんなときに登場するのが、同じレザーでも、裏革=スエード素材のテーラードジャケットです。

スエードなので光沢は無く、艶っぽい印象は大幅に抑えられます。

でも布生地とは違って、革ジャンのワイルドさや渋さは残ります。

テーラード型に限らず、スエードのジャケット全般のメリットを、以下の記事で紹介しました。

「スエードジャケットが好きでたまらない」

1 決め過ぎにならない

2 何にでも合う汎用性

3 着られる季節が長い

4 ケアが楽

5 品質の良し悪しが分かりにくい

スエードのテーラードジャケットとなると、上記のメリットはどれもありながら、「2 何にでも合う汎用性」がさらに強化されます。

つまり、形がテーラードになることでドレス要素が加わるため、カジュアルな場面だけでなく、ある程度フォーマルな場面でも使えるケースが増えるのです。

例えば、ドレスコードがあるようなレストランで着ても問題ないでしょうし、カジュアル目な結婚式二次会で着るのも良いかもしれません。

光沢がないので、革を着てる感も少なく、悪目立ちも避けられます。

もちろん、カジュアルに振って、デニムにTシャツの上にさらっと羽織ってもサマになります。

BEAMS西口修平さんインスタグラムより拝借。私はこのスタイルに憧れてベージュのスエードジャケットを買いました。

似たような印象の素材で、ベルベットがありますが、ベルベットは夜のパーティーっぽい印象が強く、カジュアル使いはしにくいと思います。

麻布テーラーさんHPより拝借。https://www.azabutailor.com/blogs/shibuya/2013/11/28/%E3%81%8A%E3%81%A3%E3%80%81%E3%80%8C%E3%83%99%E3%83%AB%E3%83%99%E3%83%83%E3%83%88%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B1%E3%83%83%E3%83%88%E3%80%8D%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%93%E3%81%84%E3%81%84/

スエードのテーラードジャケットの良さをまとめると、

ドレス感、ワイルド感、艶っぽさ、ナチュラルさ、沢山の要素を持ち、デニムにTシャツから、シャツにネクタイまで、幅広く合わせることが出来る、汎用性がとても高いアイテム、と言えると思います。

手持ちのジャケット紹介

私は現在、スエードのテーラードジャケットは4着持っています。

VERSACEのもの
Zegna Sportのもの
Emmetiのもの
Paul Smithのもの

1着だけ、ややサファリジャケットに近い印象ですが、基本の形はテーラードです。

黒が多いですが、黒が特に好きと言うほどでもなく、ベージュと黒以外なかなか売っていないのです。

色がベージュとなると、ドレスな印象は弱まるので、スラックスを履いて、シャツにネクタイ、といったスタイルよりは、デニムにTシャツやニットを着て、さらっと羽織る、ブルゾン的使い方がメインになります。

黒はドレス感が出てくるので、グレーのスラックスに白シャツ、何かしらのネクタイ(合うネクタイが分かりません)などを合わせてやや艶っぽく合わせてもいけるし、

その反面、ベージュの時と同様、デニムにTシャツでも合ってしまうので、かなり守備範囲が広いです。

ネイビーのブレザーに近い汎用性の高さがあります。

一番のお気に入りは、こちら。

黒のスエードに、シルバーのボタンが付いています。

年代は不明ですが、少し古いベルサーチのものです。

ベルサーチなど、どうせ高くて手が出ないし、クラシックなアイテムも売っていないだろうと今まで気にしたことも無かったですが、このジャケットを古着市場で見つけたときは、ビビットきました。

黒スエードのテーラードジャケットは普通にありますが、メタルボタンが付いているものは見たことがありません。

ドレス感、ワイルド感に加えて、メタルボタンのおかげでラグジュアリー感もあり、格好良い!と思い購入しました。

お直し代に注意

テーラードジャケットは、自分の体に合ったジャストサイズで着たいですよね。

普通の布生地であれば、既製品で買って多少サイズが合わない場合、お直しに出してツキジワを取ったり、袖丈を調整したり、身幅を細くしたり、ということが出来ます。

レザーであってもお直しは可能なのですが、手間がかかる分料金が一気に跳ね上がります。布生地の2倍くらいはかかるところが多いと思います。

なので、中古で安く手に入れても、お直し代がそれ以上にかかってしまう、ということにもなりかねません。

私のベージュのスエードジャケットは、ツキジワがひどかったので、お直しに出し、約25000円かかりました。

「怒り肩の人必見!心斎橋リフォームでツキジワのお直し」

ジャケット自体が17000円と破格で購入できたので、このお直し代はかなり抵抗がありましたが、着ないのはもったいないのでお直しに出しました。

以下の2つの黒のジャケットは、ネットで買って、届いて着たところサイズが大きすぎました。

これからお直しに出す予定ですが、直す箇所が多いので、かなりの金額になってしまう見込みです。

後日お直し屋さんに持っていき、金額やお直しのポイントなど分かったら別の記事にまとめます。

既製品のレザーのテーラードジャケットを購入される際は、お直し代が高額になることを考慮に入れて検討されると良いかもしれません。

以上です。

ありがとうございました。

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