ポータークラシック ロールアップシャツは使いにくい?

コーディネート

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

今回は、ポータークラシック (Porter Classic) というブランドのロールアップシャツ (Roll Up shirt) と呼ばれるシャツについてのレビュー記事です。

先にまとめだけ述べると、カジュアル使いにはピッタリだが、ジャケットの下に着たり、タックインして一枚で着るようなクラシックアイテムとしての使い方はしにくい、です。

ポータークラシックというブランド

ポータークラシックというブランドは、吉田カバンで有名な吉田一族の一人である吉田克幸・玲雄親子が2007年に設立したブランドです。

Isetan Mens Netより拝借。https://www.imn.jp/post/108057194601

とにかく渋くて格好良いアイテムが多く、私は大好きです。

今回紹介するシャツ以外に、キャンバスのトートバッグ、墨染のナイロンのバッグ、オリーブのモールスキンのミリタリージャケット、レザーのチャイナジャケットを購入しました。

左がナイロンバッグ、右がキャンバスバッグ
モールスキン
レザー

(チャイナジャケットは、着なくなったので手放してしまいました。)

服については、全体的にオーバーサイズです。

もちろんアイテムによりますが、肩幅や身幅が大きく、横に広いイメージです。

縦の長さ(着丈)は普通か、むしろ短めなものが多い印象です。

サイズ感

同ブランドが展開する長袖シャツで最も定番なのが、今回紹介するロールアップシャツです。ちなみに2025年で10周年となるアイテムだそうです。

先ほど述べた通り、肩幅、身幅がとても大きく、サイズは以下の通りです。

S (肩幅 53cm 身幅 63cm 着丈 71cm 袖丈 57cm)

M (肩幅 55cm 身幅 65cm 着丈 74cm 袖丈 58cm)

L (肩幅 57cm 身幅 67cm 着丈 76cm 袖丈 59cm
)

XL (肩幅 59cm 身幅 69cm 着丈 79cm 袖丈 61cm)

XXL (肩幅 61cm 身幅 71cm 着丈 82cm 袖丈 62cm)

私のものはLサイズです。

肩幅、身幅共に、普通のドレスシャツのサイズ+10センチほどあります。

着てみると、この通り、横にふんわりと広がっているのが伝わりますでしょうか。

逆に着丈は普通のドレスシャツと同じか、やや短いくらいです。

このサイズ感が、とてもカジュアルな印象を与えます。

仮にタックインしたとすると、ズボンのウエストに対してシャツが広がり過ぎて、キノコのようになってしまうので、タックアウト前提だと私は思います。

夏は半ズボンとも相性抜群です。

カフスの長さと柔らかさ

ロールアップシャツと言う名の通り、腕まくりをする着方がおススメされています。

そもそも、作りがロールアップがしやすいようになっています。

シャツのカフスの縦の長さが比較的短いので、ロールアップした時に、折り返し部分が目立ちません。

左:ロールアップシャツ、右:ドレッシーなシャツ

スラックスのダブル幅と同じで、折り返し部分は細い(短い)方がすっきりします。

また、カフスに芯材が多分入っていないので、ふにゃふにゃと柔らかいです。

そのため、カフスが良い意味で型崩れしてくれて、ナチュラルな印象になります。

胸ポケット

もう一つの特徴が、胸ポケットです。

両胸に付いているので、サファリっぽさもあり、カジュアルな印象です。

また、胸ポケットの位置がやや低いです。

胸ポケットの高さは、低い方がカジュアルな印象になるので、計算された位置だと思います。

が、デメリットとしては、乳首より下に位置していることです。

というのも、素肌に一枚で着たときに、乳首がポケットより上に来ると、透けて見えてしまいます。

個人的に、夏はシャツは一枚で着たいので、インナーを着なければならないのはマイナスです。

生地

ロールアップシャツの生地はコットンを基本に、リネン、フランネルなど様々あります。

私が持っているのはコットン素材の一枚だけなので、検証材料が少なく恐縮です。

コットンですが、非常に薄く、リネンと同レベルの涼しさで、洗濯しても一晩ですぐに乾きます。

うっすらとストライプが入っており、シアサッカーやコードレーンのようにやや凹凸のある素材感で、肌離れが良く、とても涼しいです。

何年か前のシーズンのものなので、同じ色柄は現在は展開していませんが、同じ生地で、色違いのストライプは展開しているようです。

NarrenschiffさんHPより拝借。 https://narrenschiff.jp/?pid=185669416

私の場合はこのシャツを春夏にメインアイテムとして一番外側に着ていますが、秋冬にインナー使いしたい場合、使いやすいのか疑問があります。

というのも、横に広いため、ジャケットの内側でシャツがかさばり、くしゃくしゃになってしまいそうな気がするからです。

ポータークラシックのジャケットであれば、同様に横に広いため問題なさそうですが、ジャストサイズのテーラードジャケットなどには合わなそうです。

そういう意味で、春夏以外の素材のロールアップシャツは、ゆとりのあるジャケットを着る時専用のインナーになりそうです。

襟、ボタン

残りのポイントはサクッと済ませます。

襟は小さめのレギュラーカラーです。

ネクタイをするシャツではないので、良いバランスだと思います。

ボタンは貝ボタンで、とても薄いです。

留めやすいし、目立たないのでGoodです。

まとめ

ポータークラシックのロールアップシャツについてレビューいたしました。

ポータークラシックは、私の知る限りずっと、オーバーサイズがトレンドであろうがなかろうが関係なく、(横に)大きめサイズの服を作り続けています。

個人的に、ポータークラシックを着るなら、全身ポータークラシックが一番格好良いと思います。

サイズ感の観点で、それぞれのアイテムと相性が良いからです。

私のシャツについても、今回はデニムで合わせていますが、ポータークラシックのズボン、ベージュや白などの方がより相性は良いと思います。

ポータークラシックのリネンパンツ。https://www.phaeton-co.com/products/0000000084588

その意味で、私はポータークラシックは好きですが、全身で着るほどのファンではないので、今後ロールアップシャツを買い足すことは無さそうです。

以上です。

ありがとうございました。

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