スピーゴラのビブラムローファー

買い物

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

新しく買った靴の自慢をさせてください。

以下の記事で、スピーゴラのシングルモンクストラップシューズ、ブラックスエードを購入したという自慢をいたしました。

それから数日して、同じスピーゴラの、ブラックスエードのローファーを購入しました。

ブラックスエードが流行していますが、まんまとその流れにハマってしまっています。

この靴について

ユナイテッドアローズの一つのライン?ブランド?である、ソブリン(Sovereign)が、スピーゴラに別注をかけて製作したシリーズです。

私が買ったシングルモンクと同じシリーズで、同シリーズには、他にストレートチップやプレーントゥも展開されていました。

SPIGOLA for SOVEREIGN。HPより拝借。

シングルモンクは30%オフ、今回紹介するローファーは40%オフで購入できました。

こんなに格好良いのに、何でセールになったのか、分かりません。

形は、つま先が長めで、ドレッシーな印象です。

つま先はスクエア気味です。

履き口は狭めに感じます。

紐が無いので履き口を広げることも出来ず、靴ベラを使っても、履く時に若干苦労します。

JMウエストンのローファーの履き口と比べると、その差は明らかです。

履き口は狭ければ狭いほどドレッシーな印象なので、この靴は上から見る限りはドレッシーな印象です。

ただ、素材が表革ではなくスエードなので、ややカジュアルさもあります。

とはいえ、カラーはブラックなので、ブラウンスエードのようなカジュアルさはありません。

形がドレッシーなのに対し、ソールはビブラムソールで、ごつごつしており、カジュアルな印象です。

上と下がアンバランスと言えばアンバランスです。

ケンタウロスを思い出します。

個人的に、革靴にごついソールを使うのは抵抗がありました。

エレガントさを求めて、スニーカーではなく革靴を選んでいるのであって、せっかくのエレガントさがソールで台無しになってしまうと思っていました。

「雨用の靴などで仮にラバーソールを使うとしても、ぱっと見では分かりにくいソールの方が良い。」

ダイナイトソール
横から見ると普通だけど、裏はごつごつ

「最近はソールがごつい革靴を、ジョンロブやJMウエストンなども出しているけど、何が良いのかさっぱり分からない。

どうせ流行にすぎないだろう。」

ジョンロブHPより拝借。https://www.johnlobb.com/ja_jp/shoes/shoes-loafers/lopez-new-standard-lightweight-walking-sole
JMウエストンHPより拝借。https://jmweston.jp/11411013854f.html

と批判的に見てしまっていました。

でも、ソールがごつい革靴を履いたことは無かったし、セールになった良いタイミングで、食わず嫌いを卒業してみよう、と思いました。

また、自分が持っている革靴で、長時間歩いてて足が疲れなかったことが無く、一足くらいは楽な革靴も欲しい、と思っていました。

この靴のソールは、ビブラムと言っても、軽いタイプのビブラムで、良い意味でスカスカしています。

恐らく中が空洞、と言うことではなく、軽いタイプのゴム素材を使っているのだと思います。

また、製法がグッドイヤー製法ではなく、マッケイ製法です。

マッケイ製法だと、内側に縫い糸が見えるという特徴があるらしい。

マッケイ製法であることで、最初からソールの反りが良く、履きやすいと言われます。

さらに、アッパーの革の保形のために、通常はライニングと呼ばれる芯材が入れられますが、この靴は、そのライニングが比較的薄いらしいです(販売ページの情報)。

薄め、というだけで、芯材が全く入っていないわけではありません。

インソールについても、かかと部分にクッションが入っており、ふかふかとまではいきませんが、通常の革靴よりは柔らかめです。

実際に履いてみて、スニーカーとまでは思いませんでしたが、確かに歩きやすく、疲れにくそうです。

マッケイ製法なのと、アウトソールの軽さ、インソールの柔らかさが影響していると思います。

アッパーの革は、ライニングが薄いとのことですが、正直、もう一足のシングルモンクと比べても、大して差を感じませんでした。

ちなみにアッパーの革は、両方とも同じ、ヤヌススエードという種類のスエードらしいです。

履きこんでアッパーが柔らかくなっていけば、さらに快適になるかもしれません。

合わせ

形がドレッシーだけど、ソールはごつごつなアンバランス。

つまり、ドレッシーさとカジュアルさの両方を兼ね備えているということです。

それは、ドレッシーな格好にも、カジュアルな格好にも合わせられる、とも言えるし、

どちらの格好にも、イマイチ合わない、とも言えると思います。

以下写真のような、上下揃いの、ウールのつるっとした上品生地のスーツには、この靴は合わないと思います。

私の考えでは、スーツなら、フランネルやツイードの起毛系の素材がベストです。

履いているのはブラウンスエードのシングルモンクですが、今回のローファーも合うと思います。

足元が、ごついソール×スエードで重厚感があるので、上もその分重厚感がある方がバランスが取れると思うからです。

リネンやコットンなどの夏系のカジュアル素材のスーツも合わなくはないと思いますが、あまり薄くない生地の方がベターでしょうか。

ブラックスエードという色、素材自体も、重い印象があるので、形はローファーではありますが、秋冬の方が合わせやすいと思います。

上下揃いではなく、ジャケパンになると、合わせの幅はぐっと広がると思います。

スーツの時同様、軽すぎない生地の方が相性が良いでしょうか。

ユナイテッドアローズ白田さん。HPより拝借。https://store.united-arrows.co.jp/styling/detail/?id=38033951
靴が長いので、裾幅の広いスラックスが相性が良さそうです。

デニムやカジュアルパンツには、相性バッチリだと思います。

まだ家の中で履いているに過ぎないので、色々な格好に合わせて相性を確かめたら、また紹介させてください。

最後に:「在庫無し」は疑った方が良い

この靴はセール品で、残りもほんの僅かしかないものなので、自慢レビュー記事を書いても何の役にも立たなかったと思います。

一つだけお伝え出来ることがあるとすれば、ネット上では売り切れと表示されているものでも、問い合わせしてみたら、まだ在庫があるかもしれない、ということです。

今回買った靴について、ネット上では、全サイズ売り切れと表示されていたのですが、どうしても欲しく、念のために店舗に電話しました。

在庫確認してもらうと、奇跡的に、私のサイズだけラスト一点残っています、ということで、購入が出来ました。

これは恐らく、別の誰かがお取り寄せをして、一旦在庫上では完売になったけれど、それがキャンセルされ、在庫が元に戻った、ということのようです。

そういう場合でも、オンライン上に在庫が復活して表示してくれれば良いのですが、復活するより先に、誰かが問い合わせ、取り寄せを依頼したりしたら、また在庫から消えます。

つまり、その瞬間瞬間で、在庫状況は揺れ動くものなので、電話するのが一番確実、ということです。

もしどうしても欲しいけど、売切れになっている商品があったら、良かったら一度問い合わせすると、ラッキーが起こるかもしれません。

以上です。

ありがとうございました。

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