こんにちは。ミスターリネンと申します。
革靴の基本カラーと言えば、黒か茶色ですね。
茶色は色の濃さによって、ざっくりライトブラウンとダークブラウンとに分かれます。
黒、ダークブラウン、ライトブラウンの3色あれば、どんな服装であっても対応できて、困ることはありません。
その次に使える革靴の色は何でしょうか？
ネイビー、バーガンディ、ベージュ、白、オリーブ（グリーン系）、辺りでしょうか。
私は、赤系（バーガンディ、ワイン、ボルドー、等呼び名は様々ですが）の靴が非常に便利だと感じています。
今回の記事では、バーガンディの革靴の便利さを紹介したいと思います。
黒でも茶でもないから何にでも合う
バーガンディの革靴が便利である最大の理由は、コーディネートにおける他のアイテムとの色の合わせが楽になることです。
黒と茶は、革靴の代表色であるために、靴以外のアイテムにも黒か茶を使う場合、色の相性が問題になります。
バーガンディの靴であれば、靴以外の黒と茶のアイテムの邪魔にならないのです。
例えば、黒いジャケットを着る場合。
合わせる靴は、黒だと当然相性は良いですが、カジュアルな服装としてはやや重すぎる気がします。
ライトブラウンの靴だと、私には違和感があります。黒との色の差が大きいからだと思います。
ダークブラウンの靴であれば、黒との色の差が小さく、変ではないですが、100点ではないと思います。
そこでバーガンディの靴を合わせてみると、バッチリはまります。
バーガンディでなくても、オリーブや白でも同じくはまります。
なぜなのでしょうか。
黒×黒は合わせすぎ、黒×茶だと、合ってない。他の色であれば、合ってないではなく、合わせてない、あえて色合わせを無視してるのが明らかだからでしょうか。
靴とベルトの色合わせと同じ話だと思います。
ジャケットの色を黒⇒茶に変えてみます。
茶色の靴は、ライトブラウンでもダークブラウンでも、相性は良いです。
黒の靴は、私にはやや違和感があります。
バーガンディの靴を合わせてみると、黒のジャケットの時よりは相性の良さはやや下がる気がしますが、悪くない印象です。
今度はパンツで考えます。
黒いパンツを履く時、合わせる靴は、黒だとかなり重い印象になります。
タキシードや礼服なら良いにしても、私服で着るには、モード感強めになってしまいます。
ダークブラウンの靴なら、悪くはなさそうです。
ライトブラウンの靴だと、コントラストが強すぎて、微妙だと思います。
バーガンディの靴を合わせてみると、悪くないと思います。
オリーブや白も同様に、黒と茶以外の靴であればはまっていると思います。
ブラウンのパンツはどうでしょう。
ライトブラウンでもダークブラウンでも相性は良いです。
黒の靴を合わせるとしたら、上に黒いシャツなどを着れば成立しそうですが、白シャツになると、黒の靴は重すぎるように思えます。
バーガンディの靴を合わせてみると、なかなか良い感じがします。
この章のまとめとしては、バーガンディの革靴は、靴以外に黒と茶のアイテムを使う場合に、色の相性を気にせず使えて汎用性が高い。
特に、茶よりも黒のアイテムと相性が良い。
となります。
余談ですが、こちらの時計はバーガンディの文字盤ですが、黒の革ベルトと合わせていて、良いコンビだと私は思っています。
茶のベルトでも悪くはないですが、黒×赤、というのが夜っぽくて私は好きです。
ちなみに見えにくいですが、靴はバーガンディを履いています。
青との相性の良さ
バーガンディは茶にも合う、特に黒とは良く合う、と述べましたが、他にも、ベージュ、グレー、白、オリーブ、何とでも合います。
中でも最も合うと思うのが、青系の色です。
赤系と青系は、色としては反対に近いくらいなのに、なぜこんなにも相性が良いのでしょうね。
多くの国の国旗で使われているのがその証拠です。
例えば、鮮やかなブルーのシャツ。
これに合わせる靴は、ブラウンでもバッチリですが、バーガンディだとさらに良いと思います。
青系の中でも最強に合うのが、インディゴ、そしてインディゴの代表であるブルーデニムです。
ブルーデニムに合わない靴は無く、黒でも茶でも白でも何色でも合いますが、バーガンディとのコンビはとても素敵ではないでしょうか。
白シャツ、ブルーデニム、バーガンディの革靴、このトリコロールの組み合わせは、最強だと思います。
その上にネイビーのブレザーやジャケットを羽織れば、完璧です。
青系に合うと言いましたが、ネイビーのスーツにだけは、イマイチ合わない気がします。
クラシックなネイビーのスーツなのに、急に足元だけ派手になってしまい、やり過ぎ感があります。
そもそもネイビーに限らずクラシックなスーツには、黒か茶の靴が基本なので、バーガンディの靴はどうしてもToo Muchです。
スーツにバーガンディの靴を合わせられるとしたら、オリーブやグリーン系のスーツならアリだと思います。
むしろ、黒か茶の靴より、バーガンディの靴の方が相性が良いと私は思います。
最後に
バーガンディの靴が好きで、今は3足所有しています。
オールデンのコードバンのローファーと、シングルモンクストラップ。
同じくオールデンのカーフのタッセルローファー。
バーガンディは、カーフでももちろん素敵ですが、コードバンになるとその美しさがさらに引き立つと思います。
履きこむと、表面は黒に近づいていくけれど、奥の深い部分には若い赤さが残っていて、奥行きを感じます。
オールデンのコードバンは、定価がついに20万円を超えてしまいました。
私は2足とも中古で見つけて買いましたが、中古でも10万円近くになってしまい、手が出にくくなってしまいましたね。
以上です。ありがとうございました。
コメント