こんにちは。ミスターリネンと申します。
テーラードジャケットにデニムを合わせるスタイルが大好きです。
ジャケットを羽織ることである程度ちゃんとしている感が出るけど、デニムを履くことでリラックスした感じになり、頑張っている感が出過ぎないからです。
ある程度大人っぽくは見せたい、でも気合入ってるとは思われたくない、そんな面倒くさい自意識過剰人間なのです。
頑張っている感が出ないというメリットはさておき、ジャケット×デニムのスタイルは、汎用性がとても高いと思います。
休日に、デニムにブルゾンももちろん格好良いけど、もう少しだけちゃんとしたい時、ありませんか?
例えばちょっと良いレストランに行くとき、美術館に行くとき、目上の人やお客さんと飲みに行くとき、デート。(すべて妄想です。)
濃い色のデニムにネイビーブレザーなどであれば、休日だけでなく会社に着ていっても良い場合もあると思います。
ジャケット×デニムのスタイルをするとき、重要だと思うのが、デニムの丈です。
スラックスと同じで、ハーフクッションくらいが良いのか、ノークッションが良いのか。
また、ロールアップするなら、それを考慮した長さにしなければなりません。
今回はそれらについて検証します。
参考記事
結論:ノークッション~ハーフクッションがベスト
最初に結論を述べます。
ジャケット×デニムのスタイルに最適なデニムの丈は、靴にデニムが掛かってわずかにクッションが出来る、ノークッション~ハーフクッションの長さだと考えます。



スラックスの場合はハーフクッション~ワンクッションがベストと私は考えるので、それより気持ち短いくらいが良いと思います。
デニムに関しては、スーツのルール的なことは関係ないので、どんな履き方をしようが自由です。(スーツも自由なのかもしれませんが。)
あくまで私の好みが多いに入っていることをご了承ください。
その前提を踏まえた上で、なぜノークッション~ハーフクッションが良いと考えるかを説明させて下さい。
まず、デニムは長すぎると、さまぁ~ずさんやダウンタウンの浜田さんのような、ザ・アメカジスタイルには合っても、テーラードジャケットには合わないと思います。
長いと裾にたるみが出来て、野暮ったい印象が強いからです。
では短ければ良いかと言うと、それも違います。
くるぶしが見えるくらいだと、スラックス同様、つんつるてんな印象に見えてしまいます。


この写真のつんつるてんな丈ほどではなくても、もう少し長いノークッションの丈は、短すぎず長すぎず、綺麗に決まりますが、やや綺麗すぎるような気がして、ほんのわずかなたるみがあるくらいが、ナチュラルで気が抜けていて、かつ野暮ったくも見えずに、デニムとしてはちょうど良い塩梅だと考えています。
加えて、デニムはロールアップすることもありますね。
その際に、ノークッションの長さのデニムをロールアップすると、一折りするだけでかなりつんつるてんになってしまいますが、ハーフクッションであればロールアップしても、やや短めのノークッションくらいで済みます。

つまり、ロールアップしても、しなくても成立するというメリットがあるのです。
もし仮に、デニムは必ずロールアップしたい、という方でしたら、ロールアップした状態を基準として考える必要があります。
ロールアップした状態で、ノークッション~ハーフクッションよりやや短めの、ジャストでノークッションくらいが良いと思います。
なぜなら、ロールアップ+クッションは、裾がごわつき、野暮ったくなりがちだからです。ロールアップの時点で生地が二重になってごわついているので、さらにたるませるのは危険です。
こちらの写真のデニムは、ロールアップしないとツークッションくらいになってしまうけど、ロールアップしてジャストでノークッションになるので、ロールアップ前提で履いています。

裾幅が重要
お気づきの方も多いと思いますが、一口にデニムと言っても、細いタイプ、太いタイプ、シルエットは様々です。
スラックスに関してと同じ話ですが、裾幅が細い場合は比較的短めの丈、太い場合は比較的長めの丈の方がバランスが良いです。
ブーツイン出来るくらいの細めのデニムであれば、裾のたるみは無い方が綺麗なので、ノークッションくらいで気持ち短めが良いと思います。
太めであれば、ノークッションだと歩行時に裾が上がってつんつるてんに見えがちなので、ワンクッションくらいで気持ち長めが良いと思います。


テーラードジャケットに合うデニムのブランドは?
テーラードジャケットに合わせるデニムとしては、私は王道のリーバイス501が最も好きです。
リーバイス501に限らなくても、それに近い、ごく普通のストレートシルエットが好きです。
リーバイス以外でも、特に日本のブランドで格好良いブランドは沢山あります。
WAREHOUSE、FULL COUNT、SUGER CANE、RESOLUTE、などなど。
それらのブランドのデニムを、高い送料を払わなくても普通に買える日本人で良かったと思います。
イタリアブランドのように、細身でスタイリッシュなデニムもあれば、あえて太く、バギーっぽいデニムもあります。


どちらもデニム単体としては格好良いと思いますが、テーラードジャケットに合わせるとお洒落してる感が出て、デニムの良さである「頑張ってない感」が半減されてしまうので、トップスにはテーラードジャケット以外のアイテムに合わせたいと、私は思ってしまいます。
リーバイス501のヴィンテージが高くて買えない私がおすすめしたいのが、503Bというモデルです。
こちらの記事に詳しく書いています。
まとめ
テーラードジャケット×デニムのスタイルに最適なデニムの丈は、靴にかかってわずかにクッションが出来る、ノークッション~ハーフクッションの長さ。
と思う理由を紹介させていただきました。
ちなみにデニムの裾上げの際に重要なのが、裾からステッチまでの幅と、使うミシンです。
こちらの記事でも紹介しているので、良かったら見てみてください。

以上です。
ありがとうございました。
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