シグネットリングをするなら結婚指輪はしない方が良い?

クラシックのルール研究

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

クラシックな服装が好きなら、誰もが一度は興味を持つ?シグネットリング。

以下の記事でご紹介しましたが、シグネットリングに憧れて買ってみました。

「シグネットリング、買ってみたけど似合わない」

が、自分に風格が無さすぎて全く似合わない、ということに買ってから気が付き、似合う年齢になるまで温存しています。

それはさておき、シグネットリングをつけたい時に、時々問題になるのが、結婚指輪との兼ね合いです。

つまり、シグネットリングと結婚指輪は両方つけて良いものか、どちらか片方の方が良いのか、と言う問題です。

貴族でもない一般人がシグネットリングをつけるには何のルールもなく、好きなようにすればよいのはそうなのですが、図々しくも私の意見を述べさせていただきます。

左手小指にシグネットリング1本のみがベスト

ベストなシグネットリングのつけ方は、左手の小指につけ、他の指には一切何もつけない、というスタイルだと私は思います。

「英国紳士たるもの、華美に着飾ることは良しとされず、あくまで控え目でなければならない。着飾って良いのは女性だけ。結婚指輪さえアクセサリーとみなされるのでNGだが、シグネットリングだけは、家紋が入り自分のアイデンティティの証明のような役割があったため、つけても良いとされていた。」

といったような話を聞いたことがありました。

真相は分かりませんが、実際にチャールズ英国王が結婚指輪はせず、シグネットリングだけをしているのを見ると、英国の貴族の伝統としては正しいと思われます。

王室の人間でもない人がそれを真似する必要性は全くないし、ましてや日本人がそれを真似するのは果たして格好良いのか、と問われると疑問ではありますが、あくまで正統を突き詰めるなら、左手小指にシグネットリング1本のみ、と私は考えます。

結婚指輪×シグネットリング

現代の日本人で、かつ既婚者であった場合、左手薬指に結婚指輪をしますよね。

それに追加でシグネットリングをつけると、こうなります。

つける人の雰囲気、肌の色、好み、また指輪のデザインによっても変わるかもしれませんが、少なくともこの写真の状態は、私は変だと思います。

ギラギラしすぎで、着飾り過ぎだと思ってしまいます。

そこで考えたのが、シグネットリングを右手の小指につけ、両手に分散させること。

これでもまだギラギラ感は残りますが、かなりマシな印象です。

でも、右手ではなく左手の小指につけたいと、私は思ってしまいます。

ヨーロッパ人は、人によっては右手の薬指に結婚指輪をする人が一定数いますが、シグネットリングは左手小指につけるのを譲れないのであれば、結婚指輪は右手薬指というもの選択肢かもしれません。

が、日本人が日本でそれをやると、変な人だと思われかねません。

それに、奥さんから怒られてしまうかもしれません。

この章をまとめると、結婚指輪とシグネットリングは、共存することが困難であり、シグネットリングをつけたいなら、結婚指輪は諦めるべき。

どうしても両方つけたい、左手薬指の結婚指輪は外せない、という場合は、右手小指にシグネットリングをつけるのがベター、だと思います。

指輪の色、デザイン

結婚指輪の素材は、イエローゴールド、ホワイトゴールド、プラチナ、が主流ですが、色で言えば金か銀です。

シグネットリングは、銀色のもの、コンビネーションのものもありますが、クラシックなタイプは、イエローゴールドです。

もし結婚指輪の色が金、シグネットリングも金、かつ両方とも地味で昔からあるクラシックなデザインだと、私には似合わなかったですが、

BEAMS西口修平さんのように、コンビネーションのシグネットリングに、ややデザイン性(模様が彫られている?)のある結婚指輪(だと思われる)だと、とても素敵だと思いました。

西口さんインスタグラムより拝借。

それは西口さんの年齢、着こなし、肌の色など多くの要素も関連していると思いますが、

私のケースのようにクラシックすぎる指輪より、ある程度デザイン性がある(=モダンな)指輪同士の方が、共存させやすいと推測できます。

本来タブーである結婚指輪とシグネットリングの共存が、モダン要素が入ることで、あくまでファッションとしてやっていることがはっきりするためでしょうか。

まとめ

シグネットリングと結婚指輪は、なるべく共存させない方が良い。

ベストは、左手小指にシグネットリング1本のみ、右手には何もつけない。

左手薬指の結婚指輪は必須で、その上でどうしてもシグネットリングもつけたい場合は、シグネットリングを右手小指につけるか、左手小指につけるにしても、デザイン性のあるモダンなシグネットリングや結婚指輪だと、ファッションとしてつけていることが分かり、まとまりやすい。

というのを結論とさせていただきます。

私の場合は、新しくモダンなシグネットリングを買う余裕はないし、クラシックなイエローゴールドのみのシグネットリングが良いので、左手小指に着けるのは諦めます。

30年後くらいに、結婚指輪を外しても怒られないような熟年夫婦になってから、シグネットリングはつけて、残りの数十年の人生で楽しもうと思います。

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