こんにちは。ミスターリネンと申します。
先日、人生初のグルカサンダルを購入しました。
参考記事
グルカサンダルは、普通の革靴同様にシューツリーを入れると良くない、と言う話を聞いたことがあります。
果たしてそれは本当なのか?理由が分からないと素直に実践する訳にもいきません。
今回の記事では、グルカサンダルの適切な保管方法について検証します。
グルカサンダルはシューツリーを入れると型崩れする?
私が購入したのと全く同じジャコメッティのサンダルについて、BEAMSさんのスタッフの方が書かれた記事で、以下のような気になる記載がありました。引用します。
因みにですが、WHEELIEの秋山 様曰く、「シューキーパーを入れ続けているとヒールカップが広がってしまうため履いた日の夜に入れて朝には取り出す事をオススメします。」とのことでした。ご参考までに。
ということは、シューツリー(=シューキーパー)はなるべく入れない方が良いということ?
前提として、革靴にはシューツリーを入れた方がベターであることは間違いないはず。
夜の数時間だけ入れて、そのあとは取り外してしまったら、どんどんとアッパーが沈んでいき、型崩れしないのかな?

と私は思いました。
シューツリーを入れるとヒールカップが広がってしまう、と書かれていましたが、確かに靴に対して大きすぎてギチギチのシューツリーを入れると、かかとにテンションがかかりすぎて、ヒールカップが広がってしまいそうな気もします。
恐らく、ジャストサイズでテンションもほとんどかからない、ちょうど良いシューツリーを入れれば、ヒールカップが広がるという問題も起こらず、ベストな保管方法だと思います。
ジャストサイズでなくても、多少きついくらいのシューツリーで、わずかにテンションが掛かるくらいなら、問題ないはずです。
特に、ジャコメッティのグルカサンダルのように、アッパーと靴底を接着ではなく、縫い合わせて付けているいる靴であれば、多少のテンションでどうにかなってしまうこともないでしょう。
上述の記事でも、あくまで参考までに、と書かれていましたし、グルカサンダルはシューツリーを入れない方が良い、と言うのは言い過ぎかもしれません。
シューツリーを全足分用意するのは大変
革靴好きあるあるかもしれませんが、新しい革靴を買った時は、合わせてシューツリーも買いたい、けど1万円以上する高級なものではなく、なるべく安くて質の良い物を見つけたい、と思いませんか。
もしくは、手持ちの革靴すべてに1つずつシューツリーを用意するのは負担なので、3日くらいシューツリーを入れたら、一旦抜いて他の靴に入れ替えて、と言った感じでローテーションをしていき、例えば革靴10足に対し、5-7足くらいのシューツリーでしのぐことも一つの手だと思います。
私はそうしています。
100均のスポンジで代用してみる
ジャコメッティのグルカサンダルに合わせて、前章でも確認したように、テンションがほとんどかからないシューツリーを買うのが理想ではありますが、私はなるべくお金は掛けたくありませんでした。
手持ちのシューツリーをローテーションで使おうと思いましたが、合うサイズ、形状のものがありませんでした。
サイズがギチギチすぎたり、ヒールカップに当たる部分が小さくて、ヒールカップの形を崩してしまいそうなものだったり。


(普通の革靴であれば気にせず入れてしまいますが、ヒールカップが広がるという話を聞いてしまってビビっています)
そこで考えたのが、スポンジを詰めること。
アッパーが沈んで型崩れするのを防げさえすれば良いので、何か詰めておけば良いだろう。新聞は取ってないし、何が良いかな、と思って家の中を物色していてスポンジが目に入ったというだけの理由です。


実際にやってみると、何の問題も無さそうです。しっかりアッパーの沈みを防いでくれています。
今はまだサンダルのアッパーが硬くて、スポンジを入れなくても沈んでくることはありませんが、柔らかくなってきたら沈むので、早いうちから入れておいた方が良いはずです。
まとめ
というわけで、とりあえずはこのグルカサンダルには、スポンジを標準の保管方法とすることにしました。
しばらく履いて、アッパーが横に広がってきたり、型崩れが気になってきたら、何日かに一回は何かしらのシューツリーを入れて形を整え、普段はスポンジだけ、という保管方法にしようと思います。
ちなみに、以下の記事で紹介しましたが、グルカサンダルを裸足でそのまま履かずにレザーのインソールを入れるのは本当におすすめなので、良ければ試してみてください。


以上です。
ありがとうございました。
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