こんにちは。
ミスターリネンと申します。
最近、リネンシャツ用の生地を3枚買いました。
自分で生地を見つけてきてシャツを作る、ということを覚えたばかりの小僧の話として、楽しんでいただければ幸いです。
リネンシャツは何色が良いか
リネンシャツは、シワが出来やすいというデメリットがありますが、その反面、シワのおかげで、こなれ感が出しやすいというメリットがあります。
つまり、着慣れている感が出やすく、頑張っておしゃれしてます感、が出にくいということです。
そのメリットのおかげで、派手な色でも比較的着やすいです。
(リネンシャツを着る季節=夏=日差しが比較的強く、日差しが強ければ強いほど派手な色は着やすくなる、という要因もありますが。)
とはいえ、原色ピンク、原色レッド、原色グリーンといったビビッドなものは、海岸から半径100メートルぐらいの世界でしか馴染まない、難易度高アイテムだと私は思います。

では、どのような色のリネンシャツを選ぶと良いのでしょうか。
白、サックスブルー、ベージュ、黒、ネイビーといったベーシックカラーが使いやすいのは当たり前の話なので、除外します。
ベーシックカラー以外で使いやすいと思うのは、「中間色」や「くすんだ色」です。
原色が使いにくいなら、それらを複数混ぜた色=中間色、くすんだ色であれば使いやすい、という当たり前と言えば当たり前の話です。
売っていないなら作るしかない
しかし、いざ中間色のリネンシャツを探しても、市販されているものは非常に少ないです。
前提として今回の記事では、オープンカラーやプルオーバーなどのカジュアルなリネンシャツではなく、ジャケットの下に着られるリネンのドレスシャツを想定しています。


ユニクロのプレミアムリネンシャツは、いい感じの中間色がいくつかありますが、ジャケットのインナーに着るドレスシャツというよりは、以下モデルのように一枚で着るものだと私は考えています。

着丈が短い、ネック周りが細かく合わせられない、襟が小さい、シルエットがゆったり目、胸ポケットが付いている、といった理由です。
となると、オーダーするしかありません。
先日、麻布テーラーさんにてリネンシャツを3枚オーダーしましたが、色は白、黒、ネイビーです。
サックスブルーはありましたが、それ以外の中間色は手ごろな価格帯の生地にはありませんでした。
海外製の高級生地であれば見つかるでしょうが、そうなるとオーダー金額も跳ね上がります。
そこで、ネットで自分で生地を見つけてみようと思いつきました。
ところで少し話が逸れますが、2026年初からお直し屋サルトで働き始めているのですが、サルトではお直しだけでなくオーダーにも力を入れています。
私がお客様に自店オーダーの良さをお伝えするには、そこのオーダーのことを知り尽くしていないと話になりません。なので、少しずつサルトでオーダーをしていっています。
最初のオーダーは、いきなり高級生地に手を出してしまいましたが、メゾンエラールのリネンを選びました。
サルトではシャツのオーダーもできるので、今すぐにはオーダーしなくても、良い色のシャツ生地を見つけたら、とりあえず買い集めていくことにしました。
見つけた絶妙な中間色
手ごろな価格の中間色のリネン生地を自分で生地を見つけてこよう、という話に戻ります。
粘り強くネットを漁って見つけたのが、この3色です。

ウグイス色もしくはオリーブ、ダークブラウン、桜のようなくすんだピンク色です。
どれも、一言で何色、とは言い表せない微妙な色だと思いませんか?
ダークブラウンはダークブラウンで終わるかもしれませんが、両端の2色は絶妙です。
真夏にシャツ一枚で着る場合は、パンツは白、ベージュ、グレー、ネイビー、どれでも問題なく合いそうです。
特に私がやってみたい合わせが、グレーのリネンスラックスに、このピンクのリネンシャツの組み合わせです。


グレー×ピンクって、素敵だと思いませんか?インテリアでも素敵だと思います。

このウグイス、茶、ピンクのシャツの上にジャケットを羽織る場合は、万能なのはホワイトやベージュ系のジャケットだと思います。

ホワイトやベージュ系以外のジャケットは、万能ではなくシャツの色によって合う・合わないが変わってきますが、ぱっと思いついたのは、ピンクシャツにブラウン系ジャケットです。
特に先日サルトでオーダーしたメゾンエラールのチェックのリネン生地は、うっすらとピンクの線が入ったブラウン系なので、絶対に合うと思います。


チェックのジャケットは、使われている色が多いおかげで、色拾いがしやすい=インナーに合う物の幅が広くなり、派手で使いにくいと思いきや、汎用性が高いと思います。
と、ピンクばかりを取り上げてしまい、ウグイス色とダークブラウン色を忘れていました。
ダークブラウンの方はネイビージャケットでも合いそうですが、ウグイスの方は、白系以外に合うジャケットが思いつきません。
ブラウン系のジャケットなら相性は良いとは思いますが、一歩間違えれば土臭くなりすぎて、木人間になってしまいかねません。

やはり、白・ベージュ系ジャケットが万能ですね。
必要な長さは?
今回手に入れた3色の生地は、それぞれ一着分で2000~5000円という、リネン生地にしては格安な価格で手に入れられました。
自分で生地を買う時は、シャツを作るのに必要な長さを把握している必要があるので、参考までにこちらでもご紹介しておきます。
生地の幅が重要で、幅が細いと長さは長く必要で、幅が広いと長さは比較的短くても足ります。
生地の幅が90㎝ほどで、250㎝の長さが必要。
生地の幅が120㎝ほどで、220㎝の長さが必要。
生地の幅が150㎝ほどで、180㎝の長さが必要。
シャツを作る工場によっても必要な生地の長さは変わるので、あくまでサルトの場合としてご理解ください。
ご報告
最後に一つ、ご報告をさせてください。
つい数日前、子供が生まれました。

陣痛が30時間以上続く大変なお産でしたが、無事に生まれてきてくれました。
頑張ってくれた妻と子に感謝です。
私はひどい父親で、立ち会いもできず、いまだに会いにすら行けていません。
里帰り出産なのですが、妻の故郷が飛行機でしか行けない場所で、かつ病院の面会制限が1日30分で、行っても一緒に過ごせる時間が短すぎるので、妻と子が退院してから長めに休みを取って会いに行こうと思っています。
そのため、来週一週間はブログの更新が止まるので、一応お伝えいたします。
陣痛が始まったと連絡を受けてから30時間、妻からの連絡を待ちながら仕事をし、夜は心配でろくに眠れませんでしたが、ようやく終わってホッとしています。
これからは、仕事やブログをもっともっと頑張っていきたいですが、家族とリネン、愛する二つのものをどちらも犠牲にしないよう生きていこうと思います。
以上です。
ありがとうございました。








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