こんにちは。
ミスターリネンと申します。
洋服の色褪せを防ぐ方法を思いついたので、ご紹介します。
「ハンガーにかける時は裏返す」という方法です。
以下で詳しくご説明します。
洋服が色褪せる理由
洋服が色褪せる要因は様々ですが、
・生地と何かが接触することで起こる擦れ
・水分(主に洗濯)
・日光や電気などの光
などがメインでしょうか。(他に思いつかないので、もしあれば教えてください。)
なので、それらの要因を避ければ良いということです。
擦れについては、服を着て日常生活を送る限り、どうしても発生してしまいます。
カバンを肩に掛けない、ズボンを履いて膝をつかない、足を組まない、などである程度は防げますが、限界があります。
水分については、水洗いをなるべく防げばよいことになります。
が、洗わないのは無理ですよね。
漂白剤を使わないのはもちろん、洗剤をなるべくマイルドなものにするくらいの対策しかないと思います。
今回の記事で取り上げたいのが、3番目の、日光や電気などの光を防ぐ方法についてです。
光を防ぐ方法
日光や電気などの光を防ぐ方法はごく簡単なことで、洋服を裏返してハンガーにかける、というものです。

表面さえ守れば、裏面はいくら色褪せても構わないという考えです。
これはハンガーにかけて保管する洋服の話であって、畳んで引き出しにしまう洋服には関係がありません。
また、ハンガーにかける服でも、クローゼットの中にずっとしまっている場合も関係がありません。
が、換気のためにクローゼットを開けっ放しにする場合もあるかもしれません。
どんな環境であれ、少しでも光が服に当たる可能性がある環境の場合は、裏返してハンガーにかけた方がベターだと私は思います。
私事ですが、自宅のクローゼットが狭くて服が入らないので、部屋の中に突っ張り棒を立ててハンガーをかけており、愛する洋服は常に光の脅威にさらされています。

裏返すことによるデメリット
ジャケットなどの構築的な洋服は特に、裏返してハンガーにかけておくと、形が崩れる恐れがあります。
特に襟回りが危ないです。
テーラードジャケット、その他襟付きジャケット、ワイシャツ、は、裏返してハンガーにかけるのはやらない方が良いと思います。

襟が付いていないアイテムは、裏返しても問題ないものがほとんどだと思います。
微妙なのが、ポロシャツでしょうか。
裏返すとこんな感じです。

襟の形が崩れそうな感じもします。実際に、裏返しの状態から表に戻してみると、襟が変な形になっています。

が、私は問題ないと考えます。
ポロシャツの襟は、元々ふにゃふにゃで、形がしっかりしているわけではないので、簡単に形を修正出来るからです。手で整えただけで、以下のようにきれいになります。

ワイシャツの場合、着る直前に必ずアイロンを掛ける、という方は、裏返して保管して問題ないと思います。
形が崩れても、アイロンで綺麗に戻せるからです。
着る前ではなく、洗濯後、保管する前にアイロンを掛ける場合は、ワイシャツは裏返さない方が良いと思います。
朝、着てみたら襟が変な形になっていて、アイロンをかけている時間もなく、バタバタしてしまうかもしれません。
ちなみに、以下のように、襟を立ててハンガーにかければ、襟の型崩れは防げますが、落とし穴があります。

着た時に表面に来る襟が、外側を向いてしまっており、ボディー部分は光から守れているけど、襟だけ光にさらされている状況で、色褪せを防げません。
以下の写真で内側に折り込まれている部分が、着た時に表面に来る部分です。

なので、襟を立てるわけにはいきません。
洗濯後に干すときはどうする?
上記は、服が乾いた状態での保管についての話でしたが、洗濯後の濡れた服を干すときはどうすれば良いのか。
乾いた状態で裏返してハンガーにかけても、そんなに強いクセは付かないですが、濡れた状態⇒乾く段階で、裏返したままだと、襟に変なクセが強く付きそうな気もします。
なので私は、洗濯後に干すときは、表向きで干し、乾いた後に裏返しています。
そうすれば、クセが付くにしても、簡単に戻る軽いクセしかつかないです。
少なくとも私が実験した限りでは、乾いた後に裏返しても何の問題もありませんでした。
ただ、濡れた洗濯物を日光に当てて干したい場合は、表向きだと強い紫外線による変色、色褪せが怖いので、裏返しておく方が良いと思います。
ラコステは色褪せやすい?
私はラコステのポロシャツが大好きなのですが、濃い色のものは、色褪せしやすいと感じます。
中古のラコステを見ていると、襟や肩など、色が変わっているものが多い印象です。

別にラコステだからではなく、濃い色の生地は色褪せしやすいということだとは思いますが。
なので私は、濃い色のラコステは、必ず裏返してハンガーにかけています。
お店では商品を裏返して展示するなんてできないので、自宅でしか出来ないことですが、ちょっとした工夫で服が長持ちさせるために私が実践していることをご紹介しました。
何か参考になる部分があれば幸いです。
以上です。
ありがとうございました。
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