とんでもないディアスキンのコートに出会ってしまう

レザー

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

今年一、いや、一生のうちで一番かもしれない出会いがありました。

ただの自慢記事ですのでお許しください。

それが、このレザーロングコートです。

影で暗いですがもう少し明るい色です。

ディアスキン(鹿革)で、ダークブラウンにややオリーブを混ぜたような色です。

驚くべきは革の上質さです。薄くて軽くて柔らかくて、とろとろしています。

細かいシワの入り方から薄さが伝わりますでしょうか。

個人的に、革の中でディアスキンの表情が一番好きです。

シボがしっかりと入り、光沢が出ないからです。

ラム(羊)やカウ(牛)でもシボ加工してあるものはありますが、ディアスキンのナチュラルなシボの感じが最も美しいと思っています。ディアスキンもシボ加工をしてあるのか、最初からシボが入っているのかは分かりませんが。

購入エピソードを紹介させていただくと、ディアスキンのショート丈のブルゾンが欲しいと思い、しばらくネットを中心にハンティングしていました。ディアスキンであることが必須条件でした。

形は格好良いけど革が鹿じゃない、革は鹿だけどデザインがイマイチ、古くて状態が悪い、など、完璧なものには出会えない状態が続いていました。

そんな中、急にこのコートが飛び込んで来たのです。

ロングコートは欲しいとも思っていなかったし、革のロングコートなんて、マトリックスみたいになってしまうから、着こなせる自信もありません。

しかし、このコートにはビビットと来てしまったのです。

レザーのロングコートはごまんとあるけれど、ディアスキンのものは滅多にありません。

ネット上の写真でも伝わる革の上質さ、色も黒よりはマトリックスにならないダークブラウン。

デザインも古臭いわけでもなく、トレンチコートっぽいデザインだけど、肩のエポレットなど、装飾的な要素が排除されていてシンプル。

おまけに腰に巻くベルトが付いていて、そのベルトもバックルで留めるのではなく、ただ結ぶだけのデザインなのが、今っぽいです。

加えて未使用品級で、値段もクオリティの割に高くない。

そしてマイサイズ。

私にとっては条件が揃いすぎていて、購入を決意しました。

届いたものを実際に見てみると、写真のまんまでした。

むしろ、写真以上に状態が良く、多分新品です。

革の縁にもスレは一切なく、革が乾燥している箇所もなく、状態が完璧です。

裏地はキュプラ100%で、縫製もとても丁寧で、ボタンもホーンボタンで、革の継ぎ目が少なく一枚一枚の革がとても大きく、上質なのが伝わってきます。

ポケット周りの縫製も丁寧。
背中は中心に継ぎ目があるのみで、上半身、下半身は長い一枚の革。

自分のものだからひいき目線で見てしまっているとは思いますが、エルメスやロロピアーナ製、定価100万、と言われても、私なら信じてしまいそうです。

ここからは、マイナス点を紹介します。

最大のマイナス点が、着丈が長すぎること。

125㎝あります。ひざ下で20㎝以上あります。

クラシックなコートは、ひざより下までしっかりと長さのある方が良いので、クラシックという意味ではむしろプラスなのですが、

レザーなので、長いと雰囲気が出すぎてしまい、着こなしにくいです。

レザーのコートは、ウールやカシミヤのコートと同じくらいの長さであっても迫力が増して見える為、クラシックな丈よりやや短いくらいの方が着やすいと思います。

このように前を閉じると、まさにマトリックスです。このままでは外に着ていく勇気がありません。

なので、お直しで短くすることを検討しています。

この写真の左側くらいの長さに、15㎝ほど短くすると良いと思っています。

せっかく大きく取られた革を切ってしまうのは抵抗があるので、切らずに短くする方法が無いか、お直し屋さんに相談してみます。

もう一つのマイナス(かもしれない)点が、肩パッドが薄く入っていること。

ちなみに肩パッド以外は芯材は一切入っていないペラペラな感じです。                                                 

肩幅が強調されるような昔っぽい肩パッドの厚さではないのですが、ややこんもり感はあります。

でも肩パッドが無いと、シワが入って逆に格好悪くなるかもで、少しはパッドが必要なのかもしれません。

パッドを取ってみて試してみて、変だったら元に戻す、という実験をするほど気になるわけでもないので、そのままにしておきます。

ここまで私の自慢にお付き合いいただきありがとうございました。

少なくとも60歳くらいまでは似合わないだろうし、洗濯が出来ない&乾燥とカビから守らないといけないのでケアも面倒。

それでも、手に入れたい!と強く思ってしまうほどの出会いでした。

買い物は楽しいですね。

以上です。

ありがとうございました。

コメント

  1. 飛鳥 より:

    滅茶苦茶にカッコいいコートですね。
    これは確かに60overのロマンスグレーヘアーのおじさんが着てたらバチバチに雰囲気出そうです。
    30年後が楽しみですね。

    • Mr. Linen Mr. Linen より:

      飛鳥さん、お褒めいただきありがとうございます!
      そうですよね、グレーヘアーが早く欲しいところです。。

  2. mochigome より:

    裸足で丈感を見ておられるのが少し気になります。鏡が室内にある以上仕方ないのですが、紳士靴の2~3cm程度のヒールブロックでもシルエットは大きく変わってくるものかと思います。裾上げすると判断される前に一度合わせたい革靴を履いた状態で鏡を見るか人に写真で撮ってもらってシルエットを確認されてはいかがでしょうか。もう確認したよというのであれば大変失礼しました。
    お直し熟練者相手には釈迦に説法かと思われますがレザーアイテムの裾上げはまず安くないですし、たとえ切らずに上げられたとしても布と違って針穴は残ってしまいます。特に60歳になっても着たいのであれば、今は長いと思うくらいでもいいのではないかという考え方もできます(年を取るほど似合う着丈は長くなるという思い込みでコメントしています。)サイズ直し自体を頭ごなしに否定するつもりは毛頭ありませんが、画面越しで見ても十分わかるほどいいお買い物をされたと思いますので、なおのこと慎重に判断していただけたらと思います。

    • Mr. Linen Mr. Linen より:

      コメントありがとうございます。
      重要なご指摘ありがとうございます。
      危うく安易にカットしてしまうところだったので、ストップをかけていただき感謝しています。
      革靴を履いた状態でのチェックも出来ていませんでした。
      年を取るほどに合う着丈は長くなる、というのは私も同感です。確かに今は多少長いと思うくらいの方が良い気がしてきました。
      カットしないか、するにしてもほんの僅かにしようと思います。
      年を取った時に、背中が丸まって背が縮んでしまっては意味がないので、このコートの為にも、なるべく良い姿勢を保とうと思いました。笑

      • mochigome より:

        新しい記事を拝見しましたがいつも屋外で写真を撮ってくださる奥様が里帰りされてたんですね。
        靴を履いたときのシルエットを確認する方法として、私はがざつ者なので靴底の砂埃をブラシでしっかり払ったあと姿見の前に新聞なりゴミ袋なりを敷いて室内で靴を履いちゃいますが、世の中には姿見の近くに試着用のレザーサンダルをおいておく人もいるそうですね。
        あと裸足のときに足が短く見える(相対的に着丈が長く見える)原因は靴底がないだけでなくズボンの色と肌色のコントラストよる視覚効果もありますので、暗い色の靴下を履くだけでも靴を履いたときのイメージに近くなるかと思われます。
        もちろん姿勢も大事ですよね!私も運動習慣と早寝は心がけています。

        • Mr. Linen Mr. Linen より:

          教えていただきありがとうございます。
          何かを床に敷けば、室内でも靴を履けますね!
          暗い色の靴下を履くだけでも効果があるとは考えつきませんでした。
          運動習慣と早寝、私も心がけていました。一緒に頑張りましょう!

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