こんにちは。ミスターリネンと申します。
人が何を着るのかは、その人の自由ですよね。
だからこそ、着るもので自己表現ができるし、それがファッションの楽しさだと思います。
自由なはずのファッションで、唯一の例外が、クラシックです。
クラシックには、こうでなければならないという色んなルールがあるようです。
そんなの鬱陶しい、と思う人もいれば、ルールがあるからこそ楽しい、と思う人もいます。
私は後者で、その奥深いルールを理解したくて、日々研究を続けています。
ルールを知り、ルールを守り、そしてルールを破ることの楽しさを共有したくてこの記事を書きます。
クラシックのルールとは
冒頭で、クラシックには、色々なルールがあると述べました。
それは、目上の人と会うときはジャケットを着ていないと失礼に当たるとか、お葬式には黒の喪服を着ないといけないとか、そういったマナー、一般常識的なものもあります。
私が研究しているのは、そういったことというよりは、ジャケットの着丈は~センチとか、シャツの襟の開き角度は~度とか、ネクタイの柄は~でなければならないとか、靴はこういう形でなければならないとか、守らなくても非常識とはならないけど、分かっているとベター、という細かい内容です。
細かい内容のため、服装に関心がある人以外は気にしないことがほとんどです。
欧州では、特に英国では、クラシックのルールから外れた服装をしていると、教養のない人だとさえ思われることがある、と聞きます。
しかし、英国でも現代は、そんなにルールを気にしている人も少ないかもしれません。(ただの予想ですみません)
ましてや日本では、クラシックのルールなどほとんど誰も気にしていないような気がします。
そういった服装のルールが、1冊の本にまとめられていれば、学ぶのも簡単なのですが、そんな本は存在しません。
クラシック、と一言で言っても、国によって、時代によって、人の考え方によって、正解が若干異なる為、まとめきれないからです。
ルールに縛られるの、楽しくないですか?
もし万が一、私と近い考えで、クラシックのルールを勉強中の方がいれば、私自身が学んだことを発信することで何か役に立てるかもしれない、と思ってブログをやっています。
服装において、ルールに縛られるを、私は楽しいと思うのですが、皆様はいかがでしょうか?
ルールに縛られるのがなぜ楽しいのかと言えば、そこに歴史を感じるからです。
長い時間をかけて、クラシックのルールが確立されてきて、それを多くの紳士たちが守ってきた。
それを自分も守ることで、過去の格好良い紳士の仲間入りを果たせそうな気がするのです。
(ただの妄想なのはわかっていますが、楽しませてください。。。)
ネクタイなど苦しくて鬱陶しい、スーツも肩が凝るから着たくない、という方もおられると思います。
誰しもがクラシックな服装をすべき、とは微塵も思っていません。自分が好きな服、格好良いと思う服を着れば良いに決まっています。
私はただ、クラシックな服装が最も格好良いと思うから、その道を選んでいるだけです。
自分のスタイルを持ちたい
男なら誰しも、格好良くありたい、と思いませんか。
私は、格好良くなるために生きていると言っても過言ではありません。
格好良い男とは、外見以上に中身が重要だと思います。
自分に自信があり、ぶれない自分のスタイルを持っていること。
自分のスタイルとは、生き方もそうですが、服装にも表れると思います。つまり、中身と外見(服装)は大いに関係しているということになります。
スティーブ・ジョブズのように、同じ服しか着ない、というのも、1つのスタイルで格好良いと思います。
チャールズ英国王のように、クラシックのルールに則り、シーンに応じて、スーツ、タキシード、ハンティングスタイルなどを使い分けるのも格好良いスタイルだと思います。
私自身は、自分のスタイルはまだ全然確立されていません。
格好良い男になるには、まだ月とすっぽんほどの差があります。悔しいですが。
生き方をどうにかするのは一朝一夕にはどうにもならないので一旦置いておくとして、服装については、クラシックスタイルが一番格好良い、実践したいと思っています。だからこそ日々研究しています。
私が自分でクラシックの道を進んでいく上で、せめて国だけでも方向性を決めたいですが、英、伊、仏、米、どれも良さがあると感じるので、なるべく幅広く学び、長い年月をかけて自分に最も合うスタイルを見つけていきたいと考えています。
国によるスタイルという点では、まだあっちこっち行ったり来たりを繰り返していますが、素材という点では、おおよそ自分のスタイルは固まってきました。
それが、リネンです。
デニム、レザー、ツイード、フランネル、これらの表情のある素材が大好きですが、一番好きなのはリネンです。
これからも、リネンを買いまくり、着まくり、あいつと言えばリネン、と思ってもらえるよう、リネン愛を貫き通したいと思います。
参考記事
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