こんにちは。
ミスターリネンと申します。
今年ブーツを3足買ってしまいました。ブログのネタになるからいいや、という言い訳を自分にして。なので、その買い物が無駄にならないよう、自慢させてください。
ブラックのサイドゴアブーツ:ダンヒル、イタリア製

ダークブラウンのチャッカーブーツ:マイナ―ブランド、スペイン製

ライトブラウンのジョッパーブーツ:エンツォ・ボナフェ、イタリア製

どれも、ドレス系、クラシック系の服装に比較的合わせやすいブーツだと思います。
良く見るとシルエットは異なりますが、全てシュッとしたつま先で、ワークブーツとは違うイメージです。
使い道が被らないよう、色はバラバラにしました。
サイドゴアブーツとジョッパーブーツは、セカンドストリートで、店舗取り寄せ機能を使って試着した上で購入しました。3つ合わせても、10万円ちょっとと、お得に買うことが出来ました。
以下詳しくご紹介します。
ダンヒルのサイドゴアブーツ

サイドゴアブーツ(チェルシーブーツ)は、ダンヒル銘のイタリア製です。
グッドイヤー製法です。

作っているのはどこのファクトリーなのか、私には分かりません。
ダンヒルが自社工場をイタリアに持っている、ことは無いとは思いますが、あるかもしれません。
ダンヒルの最上級ラインの靴は、ガジアーノ・ガーリング製らしいですが、この靴はイタリア製だから違うはずです。
サイドゴアブーツで最も人気なのは、JMウエストンの705でしょうか。

丸すぎず尖り過ぎずのつま先の形、踵の後ろ以外に継ぎ目がない一枚革、足首のクリース(折り目)、上質な革質、どこを見ても完璧な見た目で、デニムにも、スーツにも合わせられる理想的な形です。
ダンヒルのものは、JMウエストンに比べてつま先がロング気味、一枚革ではなくサイドと後ろに継ぎ目があります。


踵のヒールカップの形をした縫い目は、革の継ぎ目ではなく単なるステッチです。

シルエット的に、JMウエストンのものよりドレスっぽい見た目、かつブラックの表革なので、デニムにはイマイチ合わなさそうで、スラックスメインになると思います。
サイドゴアブーツは新品の時はゴム製のレインブーツのように見えて格好良くないと思うので、早く履きこんで味を出していきます。
こちらは奇跡的に新品未使用のもので、6万円で購入しました。
エンツォ・ボナフェのジョッパーブーツ

ジョッパーブーツにずっと憧れがありました。
モノとして、格好良いからです。
しかし、合わせる服が全く思いつきません。
ジョッパーブーツの本来の使い方である乗馬スタイルには合いますが、デニムにもスラックスにも、キザな感じが出てしまうので合わないと思っています。

でも、唯一、この人が履いているジョッパーブーツ、そして合わせ方なら、キザになり過ぎず、ちょうど良い塩梅で取り入れられそう、と思った方がいます。
元BEAMSで、Clothing Salon SOSOのオーナーである村瀬太郎さんです。
履かれているのは、JMウエストンのジョッパーブーツで、モデルは722です。


比較的ボリューム感があるつま先と、タンブラウンの色です。
つま先はもう少しシュッとしている方が好みかな、と個人的には思いましたが、何より色が最高です。
村瀬さんから学んだのは、明るいブラウンなら、ジョッパーブーツでもキザになり過ぎないかも、ということです。
そんな中、セカンドストリートを漁っていたら、エンツォ・ボナフェのジョッパーブーツを偶然見つけました。
早速近くの店舗に取り寄せて履いてみると、形の美しさ、革の綺麗さに感動しました。

つま先がややスクエアで、シュッとしているけどキザすぎない、私にとっては完璧な形でした。
革も磨いていない状態なのに綺麗なツヤが出ており、上質さが伝わります。
数回しか着用していない超美品で、47000円ほどだったので、即決しました。
ダークブラウンのチャッカーブーツ

ダークブラウンのチャッカーブーツは、トレジャーファクトリーでオンラインで購入しました。
トレジャーファクトリーは、店舗取り寄せ機能が無いので、サイズが合わないリスクもありましたが、賭けで購入しました。
というのも、値段が激安で、3200円だったので、最悪失敗でもいいやと思いました。
届いてみると、木型こそ自分に完璧に合っているわけではないけど、サイズはピッタリでした。
ブランドは septieme largeur というフランスのブランドで、スペインの工場で生産を行っているようです。グッドイヤー製法です。

オーソドックスなチャッカーブーツですが、つま先は比較的尖り気味で、デニムよりはスラックスの方が相性が良さそうです。

特徴的なのは革で、そこまで古いものではないのに(ブランド自体は2009年スタート)、革の色がパティーヌのような、まだらな感じになっています。

恐らく最初からそういうデザインです。
HPを見ると、ブーツで400ユーロ~なので、パラブーツくらいの価格帯でしょうか。

それが3000円程度で買えたので、ラッキーです。
最後に
この3足の中では、エンツォ・ボナフェのジョッパーブーツが、作り、形、革質、どれをとっても群を抜いていました。
どれもまだ外には1度も履いていってないので、コーディネートや履き心地等については、後日詳しく記事にまとめようと思います。
セカンドストリートの店舗取り寄せ機能は最高なので、ぜひ使ってみてください。
ここまで付き合ってくださった方がおられたら、ありがとうございました。





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