革靴のホコリ落としを一瞬で済ませる技

お直し・ケア

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

日本に住んでいる革靴好きの人を悩ませる問題が、カビです。

高温多湿な環境では、気を付けていないとすぐにカビが生えてしまいますよね。

以下の記事で、靴棚の扉を常に半開きにしておき、たまに全開にしてサーキュレーターで空気を送り込む、という方法をご紹介しました。

オープンラックに革靴を置くという手もありますが、ホコリが溜まってしまうというデメリットがあります。ホコリは放置しておくとカビに繋がる天敵です。

ホコリが溜まっています

まめな方であれば、オープンラックに置いてある靴を定期的にブラッシングしてホコリを溜めないようにされるでしょう。

まめでない方は、少なくとも私は、その日に履く靴くらいはブラッシングしますが、ラックに置いてあるすべての靴を定期的にブラッシングするのは、非常に面倒に感じます。

ホコリの活動量は半端ではないので、ブラッシングしても1日でまた溜まってしまいます。

いくら革靴が好きでも、毎日は厳しくないでしょうか?

そこで私は考えました。

一瞬でブラッシングする方法は無いかと。

こういうほうきを使って、ホコリを絡め取れば、並んでいる靴の上をサーっとなぞるだけである程度のホコリは除去できそうです。

デメリットは、コバに溜まったホコリは除去できないことです。

ほうきが柔らかすぎて、コバの隙間に入り込めないからです。

次に考えたのが、エアダスターです。

これは良さそうです。

アッパーはもちろん、コバの隙間のホコリも吹き飛ばしてくれそうです。

エアダスターが、現時点で私はベストだと思います。

エアダスターは、スプレータイプのものしかありませんでしたが、最近は充電式の電動タイプも売られています。

スプレータイプのエアダスターのメリットは、商品にもよりますが、排気口が非常に細く、ピンポイントで狙えること。

特にコバの溝には効果的です。

デメリットは、中身が無くなったら買い替えの必要があり、その度にお金が掛かることと、スプレー缶のゴミが発生すること。

また、もしかしたら、革にあまり良くないガスが入っているかもしれず、大事な革靴に掛けるのには抵抗がある、という方もおられるかもしれません。

電動タイプのメリットは、壊れない限り半永久的に使え、トータルコストが抑えられること。

商品価格は中国系の安いのだと3000円程度です。

商品リンク。こちらは約3000円です。

ゴミも発生しません。

革に良くないガスが仮にあるとすれば、それも発生しません。

デメリットは、購入コストがかかることと、充電の必要があること。

ですが、靴にスプレーを掛けるのなんて1分もかからないので、私の場合、充電するのは月に一回もありません。

最大のデメリットは、排気口が広いこと。

お母さん指が入りそうな太さ。

排気口にアタッチメントを付ければ解決しそうですが、私の買った商品は、アタッチメントが付いていませんでした。

そのためコバの隙間のホコリは、スプレータイプよりは落ちなさそうです。

風力自体は、排気口が広い分、スプレータイプよりは弱いですが、風量をMAXにすれば、必要十分に感じます。

別の商品では細い排気口のアタッチメントが付いているのもあったので、買うならこういうタイプをおススメします。

商品リンク

スプレータイプと電動タイプで迷ったら場合、細いアタッチメント付きならという条件付きで、電動タイプの勝利だと私は考えます。

最後に、落としたホコリの処理についてお話します。

オープンラックが居住空間に置かれている場合、居住空間でホコリを吹き飛ばすと、払ったホコリが舞ってしまいます。

食器や食べ物が置いてある空間では避けたいです。

かといって、いちいち玄関やベランダまで靴を運んでホコリを落とすのも面倒です。

結論から言うと、「気にしてもしょうがない」です。

人間の目に見えないだけで、常にホコリは舞っています。

どうせ舞っているんだから、今さら気にしても無駄、というわけです。

私は潔癖気味な人間だと自認していますが、キッチンの近くに置いてあるオープンラックに、革靴を置いており、特に靴を移動させたりもせず、スプレーを掛けてホコリを落としています。

気にしないとは言いつつも、気になってしまうので、せめてものあがきとして、こうしています。

家を出る直前に、すべての靴に一気にバーッとスプレーを掛けて、ホコリが舞い踊っている間に、ホコリから逃げるように家を出てしまいます。

そして数分後に、ルンバ(我が家のは、ルンバもどきの安物)を起動させるのです。

そうすれば、舞い踊っていたホコリが地面に落ち、それをルンバが拾ってくれる、ような気がするからです。

数分後、というのがポイントで、家を出た直後はまだホコリが宙を舞っているので、地面に落ちていません。

ルンバが無い、もしくはオープンラック付近が、ルンバが通れる環境に無い場合などは、自分で掃除機をかけるしかないかもしれません。

繰り返しますが、ホコリはどうせ舞っているので、掃除機をかけてもかけなくても、大して変わらない、と思いますが。

以上です。

参考になれば幸いです。

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