こんにちは。
ミスターリネンと申します。
2025年10月後半の現在、街中でリネンスーツを着ている人はほとんどいないようですが、最高気温が19度だった先日、リネンスーツを着ました。
最高気温20度以下の日にリネンスーツを着るのは、普通に考えたらヘンかもしれません。
リネンは何月まで着られるか、について以下の記事で考えましたが、私の主張は、「機能的に快適であれば、それは季節感があると言える」です。
私が着たスーツの生地は、以下写真にある分厚いアイリッシュリネンで、これが仮に薄手のリネンだったら、特に朝晩は肌寒いでしょう。

しかし分厚いリネンなので、朝晩の10度代前半の気温だとやや肌寒いくらい、日中の20度近い気温の時でも、ジャケットを脱ぐほどは暑くならない、快適な格好でした。
寒がりの人には当てはまらないと思いますが、代謝が良く歩くとすぐに体が温まるような人には合う格好だと思います。
インナーはラコステの長袖です。

テーラードジャケットを羽織る時は、ラコステだと襟が低くてジャケットの襟が首に当たる、と以下の記事で述べました。

しかしそれはジャケットの襟の高さ次第で、今回私が着たジャケットは、比較的低めの襟のジャケットだったので、問題ありませんでした。
襟を出すという方法もありますが、その日は曇り時々雨の日で、個人的には太陽が出ていないと襟を出すのは恥ずかしく感じてしまいます。

太陽が出ていると派手な色を着たくなるのと同じで、襟出しも太陽の力が必要です。
今回のコーディネートでは、仮に薄手のリネンシャツをインナーに着たとしたら、風が吹いたりすると寒いと思いますが、程よく厚みのあるラコステはちょうど良いと感じました。(ちなみに素肌の上にラコステをそのまま着ています。)
コットンシャツと同じくらいの涼しさ/暖かさだと思います。
色合わせについては、リネンスーツの色に近い、ダークブラウンを選びました。
私の手持ちの長袖ラコステだと、恐らく、どの色でも相性は悪くありません。

使いにくそうな色でも、
緑(ラコステ)×ブラウン(スーツ)は秋らしくて良い。
赤×ブラウンは同系色で良い。
紫×ブラウンは良くわからないけど良さそう。
ブルー系、グレー、白は当たり前にブラウンに合う。
靴は表革のチャッカ―ブーツを選びました。

形が細身の靴なので、靴以外のカジュアル感に対して、靴だけややシュッとしています。
ローファーの方が相性が良いと思いましたが、手持ちのローファーで、全身ダークブラウンの格好に合いそうなものがありませんでした。

明るいブラウン(真ん中右)だと、ダークブラウンのズボンとのコントラストがはっきりし過ぎてしまう。
ダークブラウンのスエード(右下)だと、全身同じ色で合わせすぎて気持ち悪い。
あえて足元だけブラックのローファーでも良かったかもしれません。
今回はリネンスーツ×ブーツという、本来は季節感がずれるアイテムに挑戦してみましたが、結果、100点ではないと感じました。
このくらいの色味のスエードローファーがベターだと思います。

今回は、色合わせどうこうではなく、秋のリネンスーツは快適なのか、を考える上での一例としてコーディネートをご紹介しました。
長袖ラコステをリネンスーツのインナーに合わせると、機能的にとても快適だと感じました。
リネンスーツ×ラコステは、ザ・夏の服装、というイメージもあると思いますが、色を暗めにすれば、夏らしい印象にもなり過ぎず、秋でもおかしくないと私は思います。
以上です。
ありがとうございました。








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