JMウエストンローファー 純正ラバーソールを履いてみて残念だった点

ケア

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

先日、JMウエストンシグニチャーローファー #180を新たに購入しました。色はネイビーです。

今までは、レザーソールにハーフラバーを貼るスタイルだったのですが、今回初めて最初から全体がラバーソールになっているタイプを購入しました。

今まではこのスタイル
今回新たに購入したもの

純正ラバーソール、と以下では呼びます。

JMウエストンローファーの純正ラバーソールについて、良い点、悪い点、私なりの感想を、この記事ではご紹介します。

結論としては、レザーソールの方が良かった、です。

良い点

終わりのないレザーソール VS ラバーソール論争に、今回は足を突っ込まないことにしますが、私はレザーソールで公共トイレの床や、街中の汚い水たまりを踏むことに恐怖を感じるため、レザーソール単体で履くことは選択肢に無いというスタンスです。

その前提をご理解いただいた上で読み進めていただければ幸いです。

ハーフラバー費用節約

JMウエストンローファーの純正ラバーソールのメリット一つ目は、レザーソールの上にハーフラバーを追加で貼る料金、数千円が浮くことです。

純正ラバーソールがすり減ってきたら、ラバーソールの上に新たにハーフラバーを貼る必要がありそうですが、よほど酷使しない限り、5年くらいは持ちそうな感じです。

かかとについてはその限りではなく、普通にすり減るので、定期的に貼りかえる必要があります。

見た目が不細工でない

JMウエストンローファーの純正ラバーソールは、ごつごつしてないので、ちらっと見えた時も、スポーティーな印象が抑えめです。

横から見てもごつごつさはあまりない

ダイナイトソールなどだと、機能!という感じで、エレガントな印象が無くなってしまうので、レザーソールに近い印象のまま履けることがメリットだと思います。

ダイナイトソール
ダイナイトソール

ラバー自体にははしっかりグリップ力があるので、エレガントな印象は残したまま、滑りにくいという機能性もあり、良いとこどりです。

水から完全防御

レザーソール+ハーフラバーだと、土踏まずの辺りはレザーのままなので、深い水たまりに入ってしまった場合などは、どうしても水がしみ込んでしまいます。

純正ラバーソールは全体をラバーが覆っているので、完全防御が出来ます。

スエードのアッパーであれば、純正ラバーソールと組み合わせれば、雨の日でも気にせず履けます。

反り返りはまあまあ

ソールの反り返りやすさ、別の言い方では、歩くときに「踵がついてくる」感じとも言われますが、レザーソールとラバーソールに大差はないと思います。

レザーソールは最初は硬いけど、履きこんだ後はものすごく柔らかくなる。

純正ラバーソールは、最初からまあまあ柔らかく、履きこんでもまあまあ柔らかいまま、というのが私の感想です。

歩きやすさはどちらも全く同じです。

悪い点

次に悪い点を見ていきます。

見た目がやや不細工

先ほど、見た目がレザーソールと変わらずエレガントだと述べましたが、半分は嘘です。

ダイナイトソールなどと比べると、エレガントではありますが、レザーソール + ハーフラバーと比べると、ボリューム感が増していることが分かります。

左のネイビーがラバーソール、右のブラウンがレザーソール+ハーフラバー。年代による製造方法の違いもあるかもしれないですが、ネイビーの方が全体的に厚いソールです。

ですがあくまで比較すると分かる程度で、単体で見ればそんなに分厚いソールという印象はないと思います。

ラバーが若干毛羽立つ

見た目に関して感じたことがもう一つあります。

それは、ラバーが削れて、若干毛羽立ったようになることです。

土踏まず付近に二か所ほど毛羽立ち
かかと部分に毛羽立ち

写真で伝わりますでしょうか。

ダイナイトソールや、ハーフラバーではこのような毛羽立ちは私が知る限り起こらないので、JMウエストンの純正ラバーは毛羽立ちやすいのかもしれません。

毛羽立ちを取ろうとすると削るしかなく、ソールがすり減ってしまうと思うと抵抗があります。

沢山履いていけば毛羽立ちも消えてくる可能性を信じて、我慢するしかありません。

通気性がやや悪い

通気性が悪くなるから、レザーソールにハーフラバーを貼るのはもちろん、全体がラバーソールの靴は履けない、という方、いらっしゃいますでしょうか?

私はハーフラバー無しでレザーソールを履けないので、比較対象が、レザーソール + ハーフラバー VS 全体ラバーソールであり、

レザーソール単体の真の価値を体感したことがありません。

レザーソール + ハーフラバー VS 全体ラバーソールで言えば、差はゼロだと私は感じます。

一日中靴を履いていれば、ハーフラバーだろうが全体ラバーだろうが、汗を沢山かいて蒸れることは全く同じだと思います。

ローファーなので、簡単に脱ぎ履き出来るため、お下品ですが食事中は靴を脱ぐなどして、蒸れないようにしています。

しばらく履かないと、割れるかも

ラバーソールでたまに出会うのが、しばらく履かれていないためにラバーが硬化して割れてしまうこと。

ユニオンワークスさんHPより拝借。https://www.union-works.co.jp/blog/mens-repair/44352/

JMウエストンの純正ラバーソールでも起こり得るようなので、長期間放置することは避け、最低でも月に2、3回は履いた方が良いと思います。

まとめ

初めて純正ラバーソール付きのJMウエストンのローファーを履いてみた上で、今後同じローファーを買う時は、レザーソールか純正ラバーソールどちらを選びたいか。

私の答えは、レザーソール(+ハーフラバー)です。

その理由は、レザーソールと比べると、純正ラバーソールの方が、分厚さや毛羽立ちがあるために、わずかに不細工になってしまうと思うからです。

見た目を重視した上での結論です。

雨の日に履く前提の靴ならば、全体が覆われた純正ラバーソールの方が安心ですが、JMウエストンのローファーは雨用の靴ではなく、基本は濡らしたくない靴であるため(私にとっては)、ハーフラバーで十分です。

スエードのアッパーにラバーソールで、雨の日用のウエストンのローファーが欲しい、という場合だけは、純正ラバーソールが良いのでは、と思います。

以上です。

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました