デニムのウエストがきつい、最安で済む修理方法

お直し

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

私は現在31歳なのですが、最近、お腹が少しずつ出てきました。

お酒を飲むのは月に1、2回程度、筋トレは毎日(自宅で気休め程度)、週に1回はバレーボールをしてるですが、それでも体は順調に経年劣化しているのでしょうか。

どうでも良い情報、失礼いたしました。

お腹が出てきたことで困ることの一つが、ズボンのウエストがきつくなることです。

スラックスであれば、お直しに出せば、5000円前後で数センチは大きくする(出す)ことが出来ます。

しかし、デニムとなると、お直しが難しいです。

スラックスと違って、余り代が無いからです。

スラックス。内側に余った布が折り込まれている。
デニム。余り布は無い。

今回は、デニムのウエストを出す方法を、私が調べた限りでいくつかご紹介します。

お金をかけるほど、レベルの高い修理が出来ますが、なるべくお金をかけずに修理したいと思いませんか?

ご予算や、出す寸法によって、ご自身に合ったお直し方法を選ぶ参考になれば幸いです。

デニムのウエスト出し方法①:生地を貼り足す

一つ目の方法が、生地を貼り足す方法です。

デニムに切れ込みを入れて、別のデニム生地や、同じデニムの裾上げ時に余った生地などを、間に挿入し、縫い合わせるということです。

これは、費用が最も高い代わりに、目立たず、かつ出せる寸法も比較的大きいです。

ウエストを出す場合、ウエストのどこかに、生地を貼り足せばよいわけですが、ベストな位置は、腰のパッチの裏です。

貼り足し部分をパッチで上から隠してしまい、目立たないように出来るからです。

腰のパッチが仮に欠損している場合は、横が最も目立たなそうです。

ベルトをするなら、隠すことが出来ます。

私がいくつかのお店に問い合わせた限りでは、費用はおおよそ10000円前後です。

ところで、ウエストがきつい時、大抵はお尻周りもきついです。

ウエスト「だけ」を出すなら、費用は比較的安価で済みますが、お尻周りも合わせて出す場合、費用は上がります。

お尻周りも出す場合は、横の縫い目をほどいて、そこに三角形の生地を貼り足していくことになります。

この場合、タックインするとどうしても貼り足した箇所が見えてしまいます。ベルトをしても隠せないので、どうしようもありません。

私調べでは、費用は15000円~20000円です。

デニムのウエスト出し方法②:ボタン位置をずらす

次の方法が、ボタン位置をずらす方法です。

ウエストの一番上のボタンを、出来る限り外側にずらすのです。

上に2つ並んでいるボタンのうち、右側が元の位置、左側が外側に移動させた位置。

約1インチ、ワンサイズアップくらいは出来ます。

ただ、基本的には、ウエストの一番上のボタンしかずらすことが出来ません。

つまり、ウエストの大きさは出せるけど、お尻周りは出せません。

何故なら、一番上以外のボタンは、生地の縁付近に付いており、これ以上外側にずらすと、生地が裂けてしまう恐れがあったり、パンツが見えやすくなるからです。

これ以上外側にずらすと、縁すれすれになる。

元々、比較的内側にボタンが付いているデニムであれば、ずらすことは出来るかもしれません。

もちろん、ジッパータイプの場合は対象外です。

ウエストの一番上のボタンをずらす場合、注意点があります。

それは、元のボタンが使えないことです。

糸で留めるボタンと違い、デニムのメタルボタンは、一度外すと再利用が出来ない構造なのだそうです。

例えばリーバイスのデニムの場合、一番上だけ社外品のボタン、ということになってしまいます。

お店によって、リーバイスのボタンを保有している場合、追加料金を払えばその問題はなくなります。

費用ですが、UNION PASTIMEさんで実際にお願いした際の費用を紹介します。

元のボタンを外すのが300円-500円、ボタンを追加するのが1300円、リーバイスのボタンは5000円(私は社外品を選びました。)でした。

元のボタンを外し場合、元のボタンの箇所が大穴になってしまい、見た目も悪いし、ほつれてこないのか、という心配がありました。

しかし、跡はごく小さく、ほつれそうな感じもなく問題ありませんでした。

デニムのウエスト出し方法③:ボタンを追加する

次の方法は、②のボタン位置をずらす方法とほとんど同じなのですが、元のボタンは外さず、新たなボタンを追加するだけ、という方法です。

一番上に2つ並んでいるボタン、左が元々、右が追加したもの。

元のボタンを外す費用約500円がかからないということに加え、万が一、またウエストが細くなった場合、再修理の必要がないというメリットがあります。

ただ、デメリットもあり、ボタンを留めても、元のボタンが見えてしまい、格好悪いことです。

ベルトをする場合は隠れるので問題ありませんが。

デニムのウエスト出し方法④:何もしない

最後の方法が、何もしない、という方法です。

ふざけているわけではありません。

ベルトをする前提で、一番上のボタンを開けたままにしておくのです。

ベルトをしているので、ボタンを開けていることは分かりません。

上から見ると、ボタンが留まっていない。

ボタン位置をずらすのと同じかそれ以上に、緩くできます。

何より、お金が一切かかりません。

まとめ

4つの方法をご紹介しましたが、何か良い方法はありましたでしょうか?

私なら、④のボタンを外す、をまずは実践し、ベルトをしてデニムを履きます。

もしベルト無しでも履きたくなったら、②のボタンずらしを行い、お尻周りも耐えられないくらいきつくなったら、最後に生地を貼り足す、という順番で対処します。

生地を貼り足すのは、お金が掛かるし、元に戻しづらいので、なるべくやりたくないと思うからです。

③のボタン追加については、格好悪いので、おすすめできません。私はやりましたが、元のボタンを外そうか考えています。

もし、今回ご紹介した以外の方法をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひコメントで教えていただけると嬉しいです。

以上です。

ありがとうございました。

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