水色のカバーオールのコーディネートを考える

コーディネート

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

今回はコーディネートを考える回です。

主役はこの水色のカバーオールです。

晴れた空の色で、とっても春っぽいです。

そこそこ分厚いから夏は着られず、色が春っぽ過ぎて秋にも着られない。

雨や曇りの日ではなく、うんと天気の良い日が似合う、という、私にとっては一年の中でも1、2回程度しか出番のない服です。

茶、ベージュ、ブルーで攻める

形はヨーロッパのワークスタイルのカバーオールで、以下のようなモールスキンのタイプが一般的ですが、今回のものはダック生地です。

モールスキン生地。マークアンドカラーズさんHPより拝借。https://store.markandcollars.com/items/94159543

フランス製のVETRAというブランドで、10年ほど前に、GOOD DEALというセレクトショップで購入しました。

少し古いからか、カバーオールの割には肩幅や身幅が狭く、正直動きにくいです。

機能的にも、デザイン的にも、もう少しゆとりあるサイズ感が良かったです。

が、色と生地が好きなので良いです。

このカバーオールのコーディネートを考える時、私は黒系アイテムは合わせにくいと思いました。

茶、ベージュ系、もしくはブルー系でまとめるイメージが浮かびました。

ズボン

ズボンから考えます。

白、オフホワイト、ベージュ、どれも合いそうです。

ベージュと真っ白。合わなくはないけど、イマイチ?
オフホワイト。今回はこれをチョイス。

真っ白よりは少し生成りがかった方が好きなので、オフホワイトのリネン100%のスラックスをチョイスしました。

リネンですが380gと重めの生地なので、カバーオールの分厚さにも負けず、相性が良いと思います。

ちなみに、スーツとして作成したものを単品使いしています。

ブルーデニムや、ブルー系のスラックスなどでも悪くないと思いますが、白系、ベージュ系の方がベターだと考えます。

インナー

カバーオールの中に合わせるインナーは、同じくリネン100%の、白と水色の小さいギンガムチェックのシャツをチョイスしました。

白シャツでは地味すぎ、サックスブルーなど水色系のシャツだと、カバーオールと同化してしまう。

白シャツ

ベージュのシャツなども良いと思いますが、何となく無地よりは軽く柄があった方が良い気がして、ギンガムチェックにしました。

ベージュシャツ

シャツでなくても、ラコステのポロシャツなども合いそうです。

靴は、ジャコメッティのグルカサンダル、ダークブラウンにしました。

靴の色は、黒だと重すぎると思います。(サンダルなら黒でも良い気はします)

茶色の中でも、ダークブラウンよりは、明るめのブラウンの方が合うと思いますが、この日はグルカサンダルを履きたく、グルカサンダルはこれ1足しか持っていないので、選択肢がありませんでした。

このくらいのブラウンの明るさがベスト?
白靴も良いかも

ちなみに、グルカサンダルは素足で履いています。

靴下を履くとすると、色が難しいですね。ブルー系の靴下だと、上着の色を拾いすぎ、狙いすぎな気がするので、ちょうど良い色が私には思い浮かびません。

全く関係ない色、例えば薄ピンクとかが良いのでしょうか。

アドバイスぜひお願いします。

鞄も持っていますが、FILSONのトートバッグで、マスタードのような色で、持ち手などのレザー箇所はダークブラウンです。

黄色と水色という組み合わせなので、相性は悪くないかなと思っています。

メガネ

何となく物足りない気がしたので、胸ポケットにはメガネを挿しました。

ブラウンのクリアフレームなので、色の相性は悪くないと思います。靴に合わせて、ブラックよりはブラウンフレームの方が合うと思います。

カッパーボタン

全体コーディネートの話は以上で、細かいディティールに目を向けます。

このカバーオールの私にとって、最大のお気に入りポイントが、ボタンです。

カッパー(銅)ボタンです。コッパーと読む場合もありますね。

カバーオールでメタルボタンが使われることがどのくらい珍しいのか分かりませんが、メタルボタンだとしても真鍮素材がメインで、カッパーボタンというのは滅多にないはずです。

カバーオールに限らず、カッパーボタンが服に使われることが珍しいです。

私の知る限り、ポールスチュアートでカッパーボタンのブレザーがありますが、それ以外は見たことがありません。

Sanyo Online Storeより拝借。https://store.sanyo-shokai.co.jp/products/j3d81214

カッパーという色合いが、私は大好きなのです。

カッパーが好きすぎて、家の中の鏡、トレー、花瓶など、カッパーアイテムを少しずつ集めています。

服に使うボタンは全てカッパーにしたいくらいですが、ボタン専門店でさえ、カッパーのボタンはなかなか見つけられません。

また、カッパー文字盤の時計も持っています。

今回のジャケットのボタンに合わせて、その時計をチョイスしました。

ちなみにこの時計は針と文字盤の数字にもブルーが使われているので、全体的に良いマッチングだと勝手に思っています。

水色の最大の欠点

水色の洋服は爽やかで春らしくて素敵ですが、大きな欠点があると思います。

それが、色落ちのしやすさです。

襟の折り返しなど生地が折りまがっている箇所、ひじやひざなど折り曲がりやすい箇所、擦れやすい箇所が、水色が薄くなって白くなってしまうのです。

それが味となって、渋くて格好良い、になれば良いですが、水色に関して言えば、みすぼらしい感じになりやすいです。

このカバーオールについては最悪で、白くなっているのに加え、皮脂なのか、日光なのか分かりませんが、黄ばんでしまっています。

私の感覚でしかないですが、古着屋で見つける水色の洋服で、同じように汚れて見えるケースが多いです。

コットンの服だと余計にそうなるのかもしれません。

ウールの水色のジャケットなどであれば、そこまでみずぼらしい感じにはならなそうです。

まとめ

汎用性や、汚れにくさなどの機能性を考えれば、カバーオールはネイビーか明るめのブルーくらいの方が良いと思います。

今回のカバーオールくらい明るめの水色になると、今回の記事で見たような理由から、便利とは言えません。

私自身、もしカッパーボタンでなければ、このカバーオールは早くに手放していたかもしれません。

でも、たまーに着たくなる魅力があるので、手放そうとは思えません。

全く同じ色のカバーオールをお持ちの方などほぼおらず、ほとんどの方にとって役に立たない記事だったかもしれません。

もし、心優しい方で、私にコーディネートのアドバイスをくれてやろう、という方がおられましたら、ぜひコメントいただければ幸いです。

以上です。

ありがとうございました。

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