お金はない。でも良い服は欲しい。ネット中古服探しで役立つかもしれないテクニック集

他アイテム

こんにちは。

ミスターリネンと申します。

私には、服が大好きな自信はありますが、コーディネートが上手なわけではないし、誰よりも服にお金をかけてきたという自負もありません。

しかし、唯一人には負けないと思えるのが、ネットで中古品を探してきた量と、そこで学んできた技術です。

暇人であることを活かし、一日に何時間も、毎日毎日、フリマアプリ、古着屋のサイト、インスタなどを見まくって、お金のかかるクラシックな服装を、なるべく安く手に入れることに命を懸けてきました。

今回の記事では、ネットでの中古品探しにおいて、私なりに役立つと思うテクニックをご紹介します。

慣れている方にとっては当たり前の内容もあると思いますが、何か一つでも参考になれば幸いです。

靴、洋服、時計、という順番で見ていきます。

まずは靴についてです。

靴はサイズ選びが最も重要です。

洋服ならば、お直しが出来ますが、靴は基本的にはお直しが出来ません。

持っている靴と同じブランド、モデル、サイズの靴であっても、サイズ感が若干違うことはあり得ます。

ネットで中古靴を買うのは、リスクが高いです。

なので、ネットでは在庫探しをするだけで、実店舗で試着してから購入できると理想的です。

特におすすめなのが、セカンドストリートです。

取り扱い量が業界NO.1で、最寄りの店舗に取り寄せが出来るからです。

以下の記事で詳しく解説しています。

マイサイズを知る

服についても、靴同様、実店舗で試着できるならそれに越したことはありません。

が、メルカリやヤフオクではそれが出来ませんね。

そこで重要になるのが、自分のサイズを知っておくこと。

自分の肩幅などは、自分で測ることはできないので、持っている服のサイズを測ったり、テーラーでオーダーした際の採寸データをもらう、などの方法があります。

以下の記事で、中古スーツを直して着ることについて書いています。

ただ、人によって採寸方法は異なるので、販売情報に記載の実寸値をみて納得して購入し、いざ届いて測ってみたら、サイズが違う、と言うことが起こり得えるので、注意が必要です。

仮にサイズが合わなかったとしても、お直しするという手もあります。

お直し料金を事前に確認する

仮に服の一部、例えば袖丈や着丈が合わないけど、他の寸法は合いそう、と言う場合、お直しをする前提で買うのも手です。

購入金額に、お直し金額を加えても買いだと思えるならば良いですが、お直しに思わぬ出費がかかり、中古で安く買った意味がない、となっては本末転倒です。

お直しにいくらかかるかを事前に確認する方法は、ズボンの裾上げなど簡単な内容であればネットにも載っていたりしますが、お直し屋さんに電話して聞くのが早くて確実です。

心斎橋リフォームさん。https://s-reform.co.jp/price/

特にレザーアイテムはお直し費用が布生地の倍くらいかかるので注意が必要です。

時計

中古時計、ヴィンテージ時計をネットで買うのはリスクが大きいと言われます。

偽物をつかまされるというリスクもありますが、本物だとしても、中の機械が修繕不可能なくらいボロボロで、いくらお金をかけても修理出来ないというケースや、一部のパーツが社外品に交換されている、というケースもあります。

文字盤のリダン(修繕、書き換え)については、偽物と呼ぶべきかどうかの考えが分かれるところですが、オリジナリティを求める方は避けた方が良いです。

偽物かどうかの判定は、ネット上ではほぼ不可能ですが、ロレックスやパテック・フィリップ等の人気ブランドのものが、相場より大幅に安い、というような場合は、99%偽物と言えます。

メルカリ等で、個人から買う場合(公式ショップではなく)、受け取り評価をするまではまだ返品の可能性が残っているので、受け取ってから信頼できる人に見てもらい、本物という確証を得てから受け取り評価する、という手もあります。

街の時計屋では、真贋鑑定はしてくれないことが多いので、おすすめは質屋に持っていくことです。

質屋の買い取り価格はかなり低いことが多いですが、本物かどうか鑑定者に聞いてみても良いかもしれません。

「本物です、偽物です」と断定はしてくれないと思いますが、買い取ってくれる=本物、と考えて良いと思います。

私はメルカリで2本、実店舗の無いネットショップで1本、ヴィンテージ時計を買ったことがあります。

メルカリ
メルカリ
ネットショップ

メルカリの2本については、偽物でこんなもの作らないだろうという時計であること、中身の機械の写真なども載っており信頼できたことから、購入に至りました。

3枚目写真の時計は、USED-TOKYO-NO1 というショップで、楽天上で購入しました。

このショップは、値段が安い代わりに対応が最悪、という特徴があります。笑

問い合わせには一切返信がありません。

万が一偽物だと分かったとしても、返品に応じてくれるかは未知数です。

ですが、私が見る限り、ショップ側が偽物として認識しているのに、販売していることはありません。

ただ、一部の部品が社外品に交換されている程度のものは、紛れ込んでいる可能性もなくはありません。

現に、USED-TOKYO-NO1で売られていたこちらは、実店舗を持つ信頼できるお店に聞いたところ、ベゼルや針が交換品である可能性が高いと分かりました。

恐らく、前所有者が自分好みにカスタムしたと思われます。偽物と呼べるほどのモノではなく、カスタム品と呼ぶべきモノです。

安さと引き換えに、注意が必要ではありますが、おすすめなショップです。

他にもおすすめ出来るのが、CLOSER というショップです。

こちらは対応が良く、ちゃんと返事も来るのに、値段はかなり安いです。

電話番号が載っているのも信頼出来ます。

私は利用したことは無いですが、気になる時計があったら今後利用するかもしれません。

また、高山質店というお店もおすすめです。

こちらで私はカルティエのヴィンテージを購入しましたが、とても対応が良かったです。

九州ですが、実店舗もいくつかあるお店です。

ヴィンテージに限らず、現行に近い中古時計も含め、取り扱い量が多く、相場より安いものが多いです。

電話対応もしているので、気になる時計があれば問い合わせできます。

ネットで時計を買う際は、メンテナンス(オーバーホール)の実施有無確認も重要です。

メンテナンスには最低3万円、平均5万円、メーカーに持っていく場合などは10万円近く費用が掛かります。

実店舗で買う場合は、基本的にメンテナンス済みのものが多いので、ネットで中古時計を買う際は、メンテナンス費用も計算にいれて、お得かどうか判断するのが良さそうです。

検索テクニック

ここからは、気になる商品を見つける前の段階、ネット上でお買い得な商品を見つけるために役立つかもしれないテクニックをご紹介します。

並び替えとフィルターを使いこなす

フリマアプリにせよ、ネットショップにせよ、検索するには何かしらのワードを入れますね。

例えば「ウエストン、ローファー」などです。

そうすると該当商品が沢山出てくるわけですが、端から端まで見るのは大変です。

そういう場合、並び替え機能を使います。

「値段が安い順」、「値段が高い順」の2つが特に有効です。

セカンドストリートでの検索画面

値段が安い順で並び替えれば、お得なものを見つけやすいし、例えば予算を5万円で設定しているなら、5万円を超えたところで見るのをやめれば良いです。

値段が高い順で並び替えるのが有効なケースもあります。

例えば、ブランドにこだわりはないけど、黒いレザーのトートバッグが欲しい時、「トートバッグ、黒、レザー」と検索しても、無数の候補が出てきます。

安ければ安いほど良いなら、値段が安い順で並び替えれば良いですが、ある程度高級なものが良い場合、値段が高い順で探していく方がベターです。

例えば「トートバッグ、黒、レザー」の検索結果が200件表示されたとします。

エルメスのバーキンなどは除き、中古品なら高くても20万円くらいのものが数個、10万円くらいも数個、5万円前後で30個、2万円以下が50個、1万円以下が100個、という風に、安いものほど数が多いです。

今回は2万円以下くらいのものは興味ない、という場合なら、高いモノから見ていき、2万円に達した時点で、探すのを止める、ということも出来ます。

仮にどんなに高くても5万円以上は出せない、と決まっているなら、フィルター機能で上限を5万円にし、値段を高い順に並び変えると、さらに探しやすくなります。

「新しい順」も有効です。

黒いレザーのトートバッグを探している時、毎日毎日色々なサイトをチェックするかもしれません。

並び順を何も変更しないと、多くのサイトでは、おすすめ順がデフォルトです。

おすすめ順だと、毎日同じ商品が上に表示されてしまうことがあります。

新しい順で並べ替えれば、一番上の数個の商品だけ見れば、それ以降は昨日以前に見た商品だ、とパスすることが出来ます。

ブランドを絞ると、出会いが減ってしまう

黒いレザーのトートバッグの例を引き続き使います。

例えば、ACATE と言うブランドの物が良いと思ったとして、ACATE 以外は一切選択肢に無いなら、「トートバッグ、黒、ACATE」などと検索すれば良いです。

ACATEのバッグ。BEAMSさんブログより拝借。https://www.beams.co.jp/blog/bhm/148311/

しかし、自分が知らなかったブランドで、ACATE と同じかそれ以上に格好良いと思えるブランドがあるかも知れません。

それがあまり有名でないブランドだった場合、ACATE よりずっと安く買えてしまうかもしれません。

ブランドを絞って検索してしまうと、知らないブランドに出会える確率が下がってしまうのです。

仮に、ECOTO というバッグのブランドを新しく知ったとします。(架空のブランドです。)

今度は、「トートバッグ、黒、ECOTO」と検索すれば、大量の商品から宝探しすることなく、的を絞って探せます。

あるサイト内で良い ECOTO のバッグが無くても、今度は別のサイトで「トートバッグ、黒、ECOTO」と検索すれば、良いものに出会えるかもしれません。

ブランドをなるべく網羅的に知るためにブランド無しで検索し、沢山のブランドを知る。

ブランドを絞って、ピンポイント検索。

この方法で、ネット検索の効率は多少上がると思います。

値下げ交渉は横取りに注意

フリマサイトでは、値下げ交渉が可能です。

「~円で譲っていただけませんか?」という交渉は、通ることも良くあるので試す価値はありますが、リスクがあります。

値下げ交渉をしたとたん、他の誰かに買われてしまうリスクです。

その他の誰かの心に、「値下げ交渉をするほどガチで買おうとしている奴がいるのか。取られる前に買ってしまえ。」という心理が働いたと思われます。

フリマサイトは早いもの勝ちがルールなので、仕方ありません。

その商品を、何が何でも欲しいなら、値下げ交渉はせず、早めに買ってしまった方が安全です。

もう少し安くないと買いたくないな、誰かに買われてしまっても諦めが付く、という場合のみ、値下げ交渉をする価値があると思います。

未練がましい私は、かつてそのようにして買い逃したマッキントッシュ製のリネンのカジュアルジャケットがあり、1年以上たった今でも悔しさが残っています。

最後に

テクニックなどと大げさな題をつけて、役に立つかもしれない工夫を紹介させていただきました。

一つでも使えそうな情報はありましたでしょうか?

以上です。

ありがとうございました。

コメント

タイトルとURLをコピーしました