セントジェームスの唯一の欠点

買い物

こんにちは。ミスターリネンと申します。

セントジェームスの大定番バスクシャツ、ウェッソン。

お好きな方も多いと思います。

無地のものもありますが、特に定番のボーダーのものは、服好きの方なら必ず1枚は持っていると思います。

分厚くて丈夫、何度洗濯してもへたれない。シワもできにくいのでアイロン不要。

流行に左右されず、何にでも合う。

税込み約15000円と値段が高くなってしまったのが玉に瑕ですが、それ以外は欠点が見当たらない、完璧な商品です。

セントジェームスの良さは、私が述べなくとも分かり切っていることだと思うので、今回はあえて、マイナスポイントを紹介したいと思います。

(私はあくまでもセントジェームスのファンで、もし買うか迷っている方がいたら、買うことをお勧めするスタンスです。)

首の開きが広い

セントジェームスの定番のウェッソンというモデルは、いわゆるバスクシャツです。

バスクシャツとは、その昔、ヨーロッパのどこかのバスク地方というところで、船乗りが着ていた服らしいです。

特徴として、ボーダー柄(目立つように)、袖が少し短い(手作業の時に袖が邪魔にならないように)、ボートネック(首の開きが広い、海に落ちてもすぐ脱げるように)の3つが挙げられます。

まず初めにこの章では、ボートネック、首の開きの広さについて取り上げます。

首の開きが広いということは、首や鎖骨付近が露出しやすくなります。

素肌にバスクシャツ1枚で着ると、悪い意味でセクシーになってしまうので、中にインナーを着ることが必須になります。

このインナー選びが難しく、普通のTシャツを着ると、Tシャツがはみ出すぎてしまうので、セントジェームスほどではないけど、やや首が開き気味のTシャツにする必要があります。

普通の首の開き度合いのTシャツを着た例。ややはみ出すぎな印象。

ベストはタンクトップだと思います。肩紐部分が細すぎない普通のタンクトップを着れば、インナーの覗き方がちょうど良いです。肩紐部分が細すぎると、素肌が覗き、特に男性は(再び悪い意味で)セクシーになってしまいます。

肩紐が細すぎるタンクトップを着た例。
指の部分が、素肌の覗く部分。
普通の肩紐の太さのタンクトップを着れば、問題ない。

他にも、ポロシャツやシャツをインナーに着る手もあります。似合う方には良い選択肢ですが、私はなぜかしっくりこないので、襟付きインナーは私は着たことがありません。

いかり肩の人が着ると、余計なシワが生まれる

次のマイナスポイントは、いかり肩の人限定の話です。

この写真を見てください。

首の下付近に、横向きのたるみのようなシワが出来ています。

指がで押しているのではなく、たるみに指を入れただけです。

これはジャケットの後ろ姿の写真ですが、首の下あたりに似たようなシワが出来ています。

ツキジワ、と呼んだりするそうです。

セントジェームスの横向きのシワも、このツキジワと同じ仕組みでできたシワです。

トップスの服を地面に置き、首の位置は固定したうえで両肩を上に引っ張ると、同様のシワが出来ます。

いかり肩の人がトップスを着るときは、怒った肩が、服を上に引っ張るけど、首はストッパーがあるのでこれ以上上に行かず、同じ要領でシワが出来るのです。

ちょっとシワが入るくらい気にすることもないのですが、私のような神経質なタイプの人間は、どうしても気になってしまいます。

袖が短い

次に、袖の長さについてです。

いわゆる8分丈、9分丈くらいの長さで 若干短いです。

袖が短いと、ジャケットの袖に腕を通すときに、インナーの袖先をつかみにくい、ジャケットを着た際に、袖先までインナーが届かないため、ジャケットの袖先の内側が素肌に触れて汚れてしまう。

というデメリットがあります。

とはいえ、バスクシャツ1枚になった時に、袖が少し短いと軽やかさがでるし、腕まくりの必要がないし、メリットでもあります。

マイナスポイント対策

首の開き、いかり肩に向かない、袖の短さ、について紹介しました。

それらに対する対策を考えます。

首の開きについては、ちょうど良いインナー(具体的にはタンクトップ)を着る以外、特に対策はありません。

というより、この首の開きがセントジェームスらしさであり、首の開きが小さい似たようなバスクシャツも市場にはありますが、それでは意味がありません。

袖の短さも同じで、特に対策はないし、それがセントジェームスらしさです。

いかり肩に向かない、という点については、気にしない、という対策くらいしかありません。

すみません、有効な対策は何一つ出てきませんでした。

どれだけマイナスポイントがあっても買い続けてしまうくらい、セントジェームスは素晴らしいということですね。

以上です。ありがとうございました。

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