黒、リネン、ウエスタンシャツ

デニム

こんにちは。ミスターリネンです。

(冒頭の内容はざれ言なので、ぜひ目次まで読み飛ばしてください。)

このブログでは、流行に左右されることのないクラシックな服装について書きたいと思っています。

流行を追うこと自体は、否定されがちですが、そんなに悪いことではないと思っています。

私はとてもケチで、お金をちょっとでも損したと思うと、悔しくて夜も眠れなくなるタイプです。

なので、買った服が、デザインを理由に着られなくなるのがとても嫌です。

20代で買った服を、60代になっても着ている、というのが理想です。

そう考えると、何十年も前に完成され、廃れることが永遠にないクラシックな服装が、最も経済的です。

だから、クラシックが良いと思うのです。

と考えてはいますが、流行を完全に無視するのは困難だと感じます。

特に今の時代、服に関心がある人なら、映画、雑誌、インスタ、YouTube等で服のことに触れる機会は日常茶飯事です。

そこで、世界中のおしゃれな人々の、色々なスタイルを目にします。

格好良いと思うスタイルがあったら、自分もやってみたいと思うかもしれません。

多分、クラシックを極めた人なら、誰のどんなスタイルを見ようが、ぶれることはないのだと思います。

私はまだまだ未熟なので、「お、これもいいな、やってみたいな」と思うことはしょっちゅうあります。たとえそれが、クラシックからは少し離れていても。

その1つが、最近流行しているらしい、ウエスタンシャツです。

前置きが長くて恐縮ですが、ウエスタンシャツを買う価値があるのかについて、考えてみます。

ウエスタンシャツの格好良い着こなし

ウエスタンシャツとは、この絵のようなシャツのことです。

Fashionsnapさんより拝借https://www.fashionsnap.com/dictionary/western-shirt/

カウボーイ達が着ていたシャツで、特徴としては、スナップボタン、両胸のフラップ(蓋つき)ポケット、肩~胸にかけてのヨークと呼ばれる切り替え布、などがあります。

カウボーイたちは、ウエスタンシャツにカウボーイハットを被り、デニムにウエスタンブーツを履いて、デカいバックルのベルトをしていたようです。

格好良いですが、マネするのはハードルが高いですね、、、

そういうガチな格好ではなく、現代にウエスタンシャツを都会的に着るなら、シャツ自体のデザインもですが、下はデニムではなくスラックスに合わせるべし、とメディアではよく紹介されています。

私も賛成です。

特に格好良いと思うのが、BEAMSのスタッフさんが良くされているのを見ますが、セットアップのスーツの中のシャツを、ドレスシャツではなく、ウエスタンシャツにするやり方。

BEAMS F 荒牧謙汰さんインスタ

ウエスタンシャツ丸見せではなく、ジャケットの中でちらっと見せるくらいが良さそうです。

有名なBEAMSの西口さんは、ジャケパンスタイルにウエスタンシャツだけではなく、ネクタイまでされています。

西口修平さん

お二人ともさすがの着こなしです。

私のような一般人でも、まだマネしやすいと思います。ウエスタンシャツ自体を無地でシンプルなものにすれば、そんなにクセもなく、ボタンダウンシャツと大差ないのでは、というくらいです。

セットアップスーツも、ウールのドレッシーでつるっとした素材ではなく、リネンやツイードなどの表情がある素材の方が、ウエスタンシャツと合わせるハードルが下がると思います。

生地はデニムが王道

ウエスタンシャツは、様々な生地がありますが、最も代表的なのがデニム生地だと思います。

ロングホーンインポートさんHPより拝借https://www.longhorn-imports.com/e-store/index.php?route=product/product&product_id=197

まずはデニムだろうということで、デニムのウエスタンシャツを、インディゴとブラックの両方購入してみました。

インディゴの方は実はリネン混

デニムを履いて、全身デニムで合わせても良いし、スラックスにもチノパンにも合うし、万能選手です。

デニム生地以外にも、ドレスシャツと同じような素材、コーデュロイ、フランネル、様々な素材でウエスタンシャツ型シャツは存在します。

リネンのウエスタンシャツ

ミスターリネンとしては、やはりリネンを持つべきだろうということで、リネンのウエスタンシャツを購入しました。

カラーはブラックです。

黒いシャツは、ホストっぽくなりがちですが、リネンだけは例外というのが、リネンひいきの私の考えです。

中古で購入しましたが、少し色が落ちてグレーのようにも見え、非常に格好良いです。

ダークブラウンのリネンセットアップに合わせて、ノーネクタイ、黒のローファー、というちょっとキザなコーディネートを考えています。

持っていないのですが、リネンのチェック柄のジャケットに、デニムと合わせて着るのもやってみたいです。

このくらいの柄のイメージ

やっぱりリネンは最高だと思います。

このシャツが、仮にコットンの生地だったら、良さが9割減になると思います。

リネンだからこそ、シワができ、気合の入れた感じが無く、さらっと着やすいのです。

ウエスタンシャツは、乳首カバーになる

ウエスタンシャツの良さは、胸ポケットがあることで、乳首の透け、浮きを防げることです。

特にリネンシャツは、一枚で着ることでリネンの機能的メリットを最大限享受できますが、インナーを着ないと乳首透け問題が発生しやすいです。

リネン×ウエスタンシャツ、はベストコンビなのです。

ウエスタンシャツではないですが、私はリネンの両胸ポケット付きのシャツが、乳首対策になるという理由から大好きです。

夏にリネンシャツを素肌に着たい方には、ぜひ胸ポケ付きをお勧めしたいです。

参考記事

「リネンシャツの最大の弱点」

このシャツ、どなたかに譲ります。

上でご紹介したブラックのリネンのウエスタンシャツ、とても気に入っているのですが、実はサイズが小さすぎて、着られなそうです。

ネットで購入したのですが、商品情報によれば、胸や腰回りのサイズは若干タイト目だけど、袖も着丈も十分に長かったので、いいだろうと思い購入しました。

ところが胸がきつすぎました。

ボタンを留めて胸を張ると、パーンとボタンが飛んでしまいそうなくらいです。

胸だけでなく、首回りもきつく、ボタンが留められませんでした。

以下の記事で、ネットで自分に合う服を見つけるのが得意だ、みたいに書きましたが、今回は失敗しました。

「クラシック=お金が掛かる。を解決したい」

偉そうなことを言ってすみません。

同じシャツのワンサイズ上を買いたいのですが、廃盤のモデルで、いくら探しても見つかりません。

似たようなブラックリネンのウエスタンシャツはあっても、どこか気に入らないので、同じブランドが良いのです。

私が買ったブラックリネンのシャツ、どなたか欲しい方がいたらお譲りしたいくらいです。

いつかリネンスーツ専門店を開くのが夢なので、その時に古着コーナーでも作って置こうかなと思います。

コメント

タイトルとURLをコピーしました