こんにちは。
ミスターリネンと申します。
テーラードジャケット×デニムというスタイルが大好きで良くやるのですが、格好良く見せるには考えるべき点が多く、奥が深いと思っています。
デニムに合うテーラードジャケットの条件は何か。またテーラードジャケットに合うデニムの条件は何か。
両方向から考える必要があります。
別の記事で、テーラードジャケットに合うデニムの条件の中で、特にデニムの丈に焦点を当てて考えました。
そこでは、「ノークッション~ハーフクッションの長さが良い、スラックスと基本的には同じ。」
という私なりの結論を出しました。
今回の記事では、テーラードジャケットに合うデニムの「丈」ではなく、「太さ」について考えます。
ストレートシルエット、かつ裾幅20-24㎝くらい
最初に結論を述べます。
テーラードジャケットに合うデニムの太さは、太くも細くもない、ど真ん中ストレートシルエットで、裾幅も細すぎない20-24㎝くらいが、ベストだと考えています。
デニムの丈についての記事で出した結論と同じく、ジャケットに合うスラックスのシルエットに近ければ近いほど良い、と思っています。
具体例としては、このくらいです。


裾幅は不明ですが、20-24㎝には収まっているはずです。
私の例では、このデニムの場合、裾幅は20㎝です。

ストレートシルエットで、裾幅も細すぎない20-24㎝くらいのデニムが最もテーラードジャケットに合う、と言うのは、私の好みが大いに入ってしまっていることも承知しています。
とはいえ、私なりに、以下のような根拠を持っています。
デニムのシルエットは、極太バギーシルエットのものと、超絶スキニーのものが両極端、真ん中に位置するのがストレートシルエットです。


両極端に近づくほど、クラシック(正統)と言うよりはモード(流行)になり、真ん中に位置するストレートシルエットが、最もクラシックと言えると思います。
なので、クラシックなテーラードジャケットには、同じく最もクラシックである真ん中のストレートシルエットこそが、最も相性が良い、という根拠です。
したがって、着るテーラードジャケットがモード寄りなのであれば、合わせるデニムも、モード寄りにした方が相性が良い場合も多いです。

そう考えると、どういうジャケットを着る前提なのかを決めないと、合うデニムのシルエットも決められないで、この記事では、いわゆるクラシックな、正統的なシルエットのテーラードジャケットを着る前提で考えていることをご理解ください。
具体的に、どこまでがストレートシルエット?
前章では、ストレートシルエットかつ裾幅20-24㎝と述べましたが、ストレートシルエットというのは定義があいまいです。
「ストレート」と言われるデニムの代表は、リーバイス501だと思いますが、年代によってシルエットは様々です。


古いほどズドンと太く、新しいほどすっきりしたシルエットになってきています。
リーバイス501以外でも同様に、ストレートにカテゴリ分けされるデニムでも、そのシルエットの幅(差)はかなり広いです。
具体的に、股上が27-31㎝、わたり幅は30-35㎝、膝幅は~㎝、までがストレートの範疇に入ります、のように言えれば良いのですが、そのような基準は、私が知る限りありません。
考えても答えは出ないので、デニムブランドが自ら、「ストレート」と設定しているものをストレートと理解するしかないと思います。
私の事例。501を使って
この4本をご覧ください。
4本とも、リーバイス501です。
着ているテーラードジャケットに合っているかどうか、皆さまのご感想はいかがでしょうか。




私の感覚では、ブルーデニムの2本とホワイトデニムはジャケットに合っているが、ベージュのデニムは、ジャケットに対して、やや細すぎるので合っていないと思います。
最初に合っていないのから見てみます。


ジャケットは肩パッドがしっかり入っている、英国っぽいシルエットのもの。
デニムは、ストレートシルエットですが、前から見るとテーパードがそれなりに強く見えます。
しっかり広い肩幅のジャケットに対して、足元がシュッと細く、どうもバランスが悪く見えます。横から見るとまだマシに見えます。
裾幅は細く見えますが、実際は20㎝あります。
同じジャケットで、別デニムを履いているパターンが次です。

このデニムは、先ほどのベージュよりやや太めのシルエットなので、肩幅のあるジャケットにも負けておらず、バランスが取れていると思います。
実は、このデニムも、先ほどのベージュと同じ20㎝の裾幅です。
裾幅が同じ20㎝、かつモデルも同じリーバイス501、中に着ているシャツも似たようなものなのに、なぜこんなに相性が変わってくるのでしょうか。
裾幅は同じでも、ブルーデニムの方が、膝幅、わたり幅(もも周り)が若干太いという違いはありますが、わずかな差です。そのわずかな差が、大きな違いを生んでいるのですね。
もしくは、履いている靴の違い、ロールアップするかどうか、も要素としてはあるかもしれません。(ロールアップする方が、多少太く見える?)
続いて、こちらの合わせです。


このリーバイス501は、裾幅が22㎝あります。
他のリーバイスよりウエストがワンサイズ大きいもので、裾幅だけでなく、全体的にやや太めです。
着ているジャケットは、先ほどの肩パッドがしっかり入ったものに比べ、やや肩幅の狭い、ナチュラル寄りのジャケットです。
このくらいのシルエットのデニムは、合わせているようなジャケットでも、先ほどの肩幅広めのジャケットでも、どんなジャケットにでも合うと私は思います。
最後に、ホワイトデニムです。


こちらは、明らかに先ほどまでより細いですね。
裾幅は19㎝で、テーパードもしっかり効いており、全体的に細いです。
同じくリーバイス501ですが、イタリアのデニムっぽい印象もあります。
これまで見てきたジャケットのような、クラシック寄りのジャケットには、きっと合いません。
しかし、合わせているジャケットは、スエード素材で、着丈もこれまでのものより3㎝ほど短い、カジュアルジャケットです。
なので細めのデニムでもバランスが取れているのだと考えます。
太すぎるよりは細すぎる方がマシ?
前章で見た4本の中で、私にとってのベストは、これです。


私はどちらかと言えば太めが好みなので、人によっては、太すぎると感じられた方もいらっしゃるかもしれません。
私は細すぎる、と感じているこのホワイトデニムくらいが好み、という方もおられるかもしれません。

デニムは、太すぎると野暮ったくなってしまうし、細すぎても、上半身クラシック下半身だけギャル男になってしまうし、ちょうど良い塩梅が難しいですね。
好みの問題なので、ストレートの範疇内であれば、どの太さでも変ではないと思います。
一つの基準としては、ジャケットの肩幅が広いものには、細めのデニムは合わない。
というより、そういうクラシック感の強いジャケットには、デニム自体が合わない、と言う方が正確かもしれません。
かと思いきや、タキシードをデニムに合わせるパターンもあり、肩パッドがしっかり入っているジャケットにあえてハズシとしてデニムを合わせるから格好良い、ということもありますね。

奥が深いですね。
だからこそコーディネートを考えるのは楽しいですね。
以上です。
ありがとうございました。







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