こんにちは。ミスターリネンと申します。
この記事を書いているのは12月のど真ん中ですが、今回は夏のアイテム、グルカサンダルについてです。
私事ですが先日初めてグルカサンダルを購入しました。
ドレス寄りなグルカサンダルと言えば、の Giacometti ジャコメッティの、定番の型押しカーフのタイプ、ダークブラウンです。
グルカサンダルはソックスと合わせて履くのも素敵ですが、真夏は素足で涼しく履きたいですよね。
しかし裸足で履くと、インソールに汗が染みこむのが気になりませんか?
無駄に潔癖症な私は、どうしても抵抗があります。
同じような悩みを抱える方がいらっしゃるか分かりませんが、私なりに解決策を見つけたので、ご紹介します。
汗が染みこむと何が問題か
サンダルに限らず、レザーのインソールの靴を素足で履くと、汗が直接レザーに染みこみます。
実際に、こちらのサンダルを、私は素足で何年か履いていますが、ご覧の通り色が濃くなり、汗を沢山吸収しているのが分かります。元々は肌色に近いヌメ革でした。
私は神経質なので、履くたびにウェットティッシュでインソールを拭き、なるべく清潔に保つよう努力はしています。
革の奥までしみ込んだ汗を吸い取ることは出来ませんが、ある程度は綺麗になっているはずです。
そのおかげか、かびが生えたり、においがしたりということは今のところはありません。
とはいえ、靴下を履けばすべて解決ではなく、靴下を履いていても汗は靴下を貫通してインソールにも届きます。
少なくとも靴下を履いている方が、直接汗が付くよりは、多少はインソールを綺麗に保てると思いますが、実際は大して差がないのかもしれません。
汗がインソールに染みこむのは靴の宿命であり、そんなに気にする必要もない。のだとは思います。
けど、気になる人にはとても気になると思います。
グルカサンダルのインソールを守る方法
本題に入ります。
グルカサンダルを裸足で履き、インソールを汗から守る方法。
考えられるのは、見えない靴下を履くか、インソールを敷くか。
見えない靴下に関しては、グルカサンダルの特性上、ほぼ間違いなく無理です。どこかしらの穴から見えてしまいます。
ダサくても気にしない、という方はそれでも良いですが、グルカサンダルを履くような服好きな方は選ばない選択肢だと思います。
そこで思いつくのが、追加のインソール敷くという方法。
一見良さそうに思えますが、落とし穴があります。
外から追加のインソールが見えてしまうのです。特に下の写真のようにスポーティーな赤いソールが見えていたら、ドレッシーなグルカサンダルが台無しです。
グルカサンダルの種類によって、上にしか穴が無く、横には穴が無いタイプだと、それでも良いかもしれません。
が、横に穴が無いと涼しさも半減するので、グルカサンダルとしての魅力がやや減ってしまいます。
インソールはこれ一択
もったいぶってすみませんが、これが結論です。
レザーの追加のインソールを敷く、です。
何が良いかと言うと、外から追加のインソールが見えるのは変わらないけど、見えても元々入っていたインソールにしか見えないのです。
元々のインソールと同じ素材、同じ色である必要があることが条件です。
ジャコメッティのグルカサンダルの場合、大半のモデルが、元々のインソールはヌメ革です。
同じヌメ革のこちらのインソールを私は買いました。
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通気孔や滑り止めのラバーが使われているこのようなタイプもありますが、横からサンダルの穴が見えたときに、何か入ってる感が出てしまう恐れがあるので、シンプルイズベストです。
私が買ったコロンブス社のものは本当におすすめで、値段が他社と比べても安い1600円程度で、何の装飾もなく、ジャコメッティのグルカサンダルには完璧にマッチしました。
実際に履いてみても、横から見えると言えば見えますが、追加でインソールを入れたとはとても思えません。
このインソールは、サンダル以外にも普通の革靴にも使えます。
サイズがやや大きい革靴に履いてみましたが、靴下を履くと馴染むまではやや滑りやすいものの、天然のレザーなので蒸れにくく快適です。
ましてや裸足で履く場合は、汗が滑り止めになってくれるので、滑る心配も無用です。
洗える?
これでサンダルに元々ついているインソールは、一生汗が付くことなく清潔に保てますが、追加のインソールには汗がびしょびしょ付きますね。
一枚1600円なので使い捨てにもできません。
100均に売っているようなインソールは丸洗いが容易なので、丸洗いしにくい点だけ、レザーのインソールはマイナスと言えるかもしれません。
しかし、ウェットティッシュで毎回拭いてあげれば良いし、汚れが気になったら、水洗いしてしまっても良いと思います。
オイルを塗れば乾燥してカピカピにもならないと思うし、仮にダメになったら、新しいのを買えば良いだけです。
グルカサンダルのサイズ選びに注意
一点だけ注意すべきと思うのが、グルカサンダルのサイズ選びです。
追加インソールを敷かないで履くことは無くなると思うので、インソールを敷く前提でハーフ~ワンサイズくらい大きめを買うのがベストです。
もし靴下と合わせて履くことも想定するなら、さらにハーフサイズ上げても良いですが、私のおすすめは、靴下を履くときは追加のインソールを敷かないことです。
追加のインソールを敷いた上で靴下も履くと、かなり大きいサイズにしなければならず、今度は裸足で履く時に大きすぎる、となりかねません。
裸足→追加インソール
靴下→インソール無し
が理想だと思います。
ちなみにグルカサンダルは、ちょっと緩いくらいのサイズが良いと聞きます。
革靴のようなジャストフィットで買うと、靴擦れを起こす可能性が高いし、空気が通る余地も減るので、サンダルの涼しさが半減してしまいます。
私の足は、実寸約26センチで、UKサイズだと7.5がメインですが、ジャコメッティのサンダルは41.5を買いました。
ジャストサイズであれば40.5くらいですが、インソールを敷くのと、緩めが良いというのを考えて、41.5にしました。
購入される際は、ぜひインソールを先に買って靴屋に持っていくことをお勧めします。
店員さんも理由を聞けば納得すると思うし、むしろ商品を裸足で履かれるよりありがたいと思われるはずです。
以上です。参考になれば幸いです。
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